低リスク特集
目次
なぜ低リスク? ~資産運用には「攻め」と「守り」両方が必要~
中長期の資産運用を考えるにあたり、投資戦略の1つとして「コア・サテライト戦略」というものがあります。これは、運用資産を大きく2つに分け、中心的な部分(コア)では比較的リスクを抑えた運用を、その他の部分(サテライト)では高いリターンを目指す運用をし、「攻め(サテライト)」と「守り(コア)」両方を兼ね備えた効率的な運用手法をいいます。
つまり、ハイリスク・ハイリターンの商品に大切な資産を集中させるのではなく、リスクとリターンのバランスをとりながら運用しましょうということです。
図1 コア・サテライト戦略のイメージ
- ※上記のファンドの種類はあくまで一例であって、全て網羅しているわけではありません。
ではなぜ資産を分散させる必要があるのでしょうか。その理由の1つに、複数の資産を組み合わせることで、単一資産だけに投資する場合に比べ、リスクを低減できることが挙げられます。図2の8資産均等(国内債券・先進国債券・新興国債券・国内株式・先進国株式・新興国株式・国内リート・先進国リートをそれぞれ均等配分したもの)をみると、リスクは株式に比べ抑えつつも、リターンは国債に比べ高められていることがわかります。このようにリスクとリターンのバランスをとっていくことは、コア資産を運用する上では大事なポイントとなるでしょう。
図2 主要資産の過去15年間のリスク・リターン(年率)
- ※「リスク」は日次の変化率の標準偏差(年率換算)、リターンは日次の変化率を年率換算しています。
- ※上記は指数(株式とリートは配当込)を使用しています。
- ※S&P500指数、全世界株式、先進国株式、新興国株式、先進国債券、新興国債券、先進国リートは、米ドルベースの指数を使用しており、円換算しています。
- ※8資産バランスは、国内債券・先進国債券・新興国債券・国内株式・先進国株式・新興国株式・国内リート・先進国リートを1/8ずつ組み合わせたポートフォリオであり、日次でリバランスしています。
- ※上記の期間は、2006年5月1日~2021年4月30日の月次のデータを使用しています。
【出所】Bloombergのデータを基にauカブコム証券作成 - ※上記のデータは、あくまで過去の実績であり、将来の運用成果を示唆、保証するものではありません。
あなたに合った低リスクファンドを探そう!
低リスクファンドといっても、ファンドの種類は様々。低リスクといってもリスクの許容度は十人十色です。みなさまの投資スタンスにあった低リスクファンドを見つけて、中長期の資産形成を目指しましょう。
コストにこだわるなら!人気インデックスシリーズのバランス型ファンド
低リスクファンドでもコストを抑えたいという方にオススメです。以下のファンドは、いずれもノーロードです。
ベーシックな4資産分散なら
4資産(国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券)を均等に投資するファンドです。
ファンド名 | 運用会社 |
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<購入・換金手数料なし> ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) |
ニッセイアセットマネジメント |
eMAXIS バランス(4資産均等型) | 三菱UFJ国際投信 |
為替ヘッジをプラスした7資産分散なら
7資産(国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、海外リート)の投資で分散させながらも、為替ヘッジを行うファンドです。為替リスクを抑えたい方にオススメです。
ファンド名 | 運用会社 |
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野村インデックスファンド・ 内外7資産バランス・為替ヘッジ型 |
野村アセットマネジメント |
定番の8資産分散なら
8資産(国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、海外リート)を均等に投資するファンドです。
ファンド名 | 運用会社 |
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eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 三菱UFJ国際投信 |
iFree 8資産バランス | 大和アセットマネジメント |
eMAXIS バランス(8資産均等型) | 三菱UFJ国際投信 |
ファンドアナリスト厳選!投資タイプ別にファンドをピックアップ
今回は低リスクでも、投資タイプ別にファンドをセレクトしてみました。
迷っていらっしゃる方は、ぜひこちらをご参考にしてみてくださいね!
選ぶなら、あなたはどの投資タイプですか?
(以下をクリックするとオススメの低リスクファンドが提示されます。)
◆低リスクといってもリターンも積極的に狙いたい方にオススメ!
相場のトレンドを見極めた機動的な運用でリターンを狙う
◆低リスクだからこそ、リスクに重点を置きたい方にオススメ!
リスク重視しつつも安定的なリターンを
- ※1当ファンドの目標リターンはTIBOR +4%(年率)です。この数値はあくまで目標数値であり、常に一定であること、あるいは目標値が達成されることのいずれもお約束するものではありません(2017年6月末時点)。
◆マイナス金利だけどやっぱり安心するのは日本国債という方にオススメ!
やっぱり日本国債が安心なら
- ※上記のデータは、あくまで過去の実績であり、将来の運用成果を示唆、保証するものではありません。
ご注意事項【投資信託について】
お客さまにご負担いただく費用等の合計額については、お申込代金や保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。くわしくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
上記グラフ等は過去の実績・状況であり、将来の運用状況・成果等を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
上記内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。
投資信託の購入は、基準価額の変動により元本を割り込み損失を被ることがあります。
お取引の際は、目論見書、約款・規程集および 契約締結前交付書面等をよくお読みいただき、商品特性やリスクおよび お取引ルール等をよくご理解の上、ご自身のご判断で無理のない資産運用を行ってください。