執筆者:日興アセットマネジメント株式会社
大型株で構成される米国の株価指数「S&P500指数」。そんなS&P500指数の中にあって存在感を示す10社に注目したのが、「S&P500トップ10指数」。
そして、S&P500トップ10指数*1に連動する投資成果をめざす世界初*2のインデックスファンドが、Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)です。以下にて、当ファンドのポイントについて解説していきます。
①長く続けるために、時代の移り変わりを捉え続ける。
今は、「時代の寵児」と呼ばれる企業のビジネスモデルが、数年後には時代遅れになっても不思議ではない、VUCA(ブーカ)*3といわれるほど変化の激しい時代です。
そしてこれは、時代の変化を捉えずに投資先を固定することが、投資機会を逃してしまうことにつながる可能性の高まりを意味しています。
しかし、選ぶルールは決めるけど、投資企業は固定しない運用なら、時代が変わり企業の浮き沈みがあったとしても、柔軟に変化を捉え続けることができると考えられます。
投資企業の選定の考え方のイメージ
②幅広ではなく、絞り込む。S&P500の上位10社に限定。
米国を代表する約500銘柄で構成されるS&P500指数の中から、時価総額の上位10社に限定しているのが「S&P500トップ10指数」。
S&P500指数を10社に絞り込みながらも、構成銘柄は毎年見直すというルールを採用しています。
S&P500トップ10指数の構成銘柄について
③近年の値動きが顕著な S&P500トップ10企業。
S&P500トップ10指数の値動きを見てみると、近年、S&P500指数との間に大きな乖離が生じていることが分かります。
約500銘柄に幅広く投資するのではなく、10社に集中投資をすることにより、相対的な値動きは大きくなっています。
そして、その10社は世界経済に大きな影響を及ぼす存在でもあることから、米国株式市場だけでなく、世界経済をリードする企業の動きをより捉えているともいえそうです。
S&P500トップ10指数の推移
④S&P500の中でも際立つ トップ10企業の存在感。
「米国株式市場全体の動きを捉える」という目的であれば、約500銘柄に投資するS&P500指数は一つの選択肢。
しかし、その構成比率は、約500銘柄に均等に配分されているのではなく、時価総額の大きさに応じたもの(時価総額加重平均)となっています。
時価総額の大きさで選ばれたS&P500トップ10指数の構成企業は、10社と少ないものの、S&P500指数の動きにも大きな影響を与える存在です。
S&P500指数の構成比率の内訳
■指数の著作権等について
●S&P500トップ10指数
S&P500トップ10指数はS&P Dow Jones Indices LLCまたはその関連会社(「SPDJI」)の商品であり、これを利用するライセンスが日興アセットマネジメント株式会社に付与されています。Standard & Poor’s®およびS&P®は、Standard & Poor’s Financial Services LLC(「S&P」)の登録商標で、Dow Jones®は、Dow JonesTrademark Holdings LLC(「Dow Jones」)の登録商標です。これらの商標を利用するライセンスがSPDJIに、特定目的での利用を許諾するサブライセンスが日興アセットマネジメント株式会社にそれぞれ付与されています。当ファンドは、SPDJI、Dow Jones、S&P、それらの各関連会社によってスポンサー、保証、販売、または販売促進されているものではなく、これらのいずれの関係者も、かかる商品への投資の妥当性に関するいかなる表明も行なわず、S&P500トップ10指数のいかなる過誤、遺漏、または中断に対しても一切責任を負いません。
●上記指数以外で当資料で使用した指数
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