2025年、インドは日本を抜き、世界第4位の経済大国へと躍進する見通しです*1。若年層が豊富な人口構成と急速な都市化を背景に、インド経済は主要国の中でも際立った成長を遂げていることから、インド株式市場は世界の投資家から注目を集めています。
しかし、インドへの投資機会は株式だけではありません。相対的に高い信用力を持ちながら、魅力的な利回りを提供する「インド国債」も、今まさに注目すべき資産クラスです。2025年8月には、大手格付け会社S&Pグローバル・レーティングがインドの長期ソブリン信用格付けを「BBB-」から「BBB」へと18年ぶりに引き上げました。既にインド国債は、新興国債券の代表的な指標であるJPモルガンのインデックス・シリーズをはじめとした、複数の国際的な指数に組入れられており、インド債券市場の国際的な認知度が向上しつつあります。
本記事では、株式だけではないインド債券投資の魅力と、業界で唯一*2インド国債に特化したファンドで、低コストにこだわったアクティブファンドシリーズである+αシリーズの「イーストスプリング・インド国債ファンド(3ヵ月決算型)/(年2回決算型)愛称:+αインド国債(プラスアルファインド国債)」(以下、+αインド国債)についてご紹介いたします。
*1 IMF世界経済見通しデータベース(2025年4月)
*2 投資信託協会投信総合検索ライブラリーにおける国内公募投資信託について、イーストスプリング・インベストメンツ調べ。2025年7月末時点。
+αインド国債の3つのポイント
+αインド国債の魅力は相対的に①高い利回り、②高い信用力(投資適格(BBB格))、③低い価格変動リスクです。債券投資において重要なこれら3つのポイントにおいて優位性を有しています。

出所:Bloomberg L.P.のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
※利回りは+αインド国債のポートフォリオの平均最終利回り。格付けはS&P(自国通貨建て長期債格付け)、ムーディーズ(自国通貨建て長期債格付け)のうち、より高い方の格付けを使用。格付け記号はS&Pの表記方法で表示。利回りは2025年7月末、格付けは2025年8月14日時点。※2025年8月時点の見解であり、今後予告なく変更される場合があります。※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
相対的に高い利回りで、投資適格
インド国債は一般的に信用力が高い投資適格債でありながら、米国や日本の国債と比べて魅了的な利回りが期待できます。

出所:Bloomberg L.P.のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
※米国ハイ・イールド債券:ICE BofA US High Yield Indexの最低利回り、コンポジット格付けを使用。インド、米国、日本の国債:各国の10年国債の自国通貨建て最終利回り、各国の格付けはS&P(自国通貨建て長期債格付け)、ムーディーズ(自国通貨建て長期債格付け)のうち、より高い方の格付けを使用。格付け記号はS&Pの表記方法で表示。格付は全て2025年8月14日時点。
*3 +αインド国債の債券ポートフォリオの平均格付け。平均格付けは、S&Pおよびムーディーズの格付けをもとに、イーストスプリング・インベストメンツが独自の基準に基づき加重平均して計算したものであり、イーストスプリング・インド国債ファンド(3ヵ月決算型)/(年2回決算型)およびマザーファンドの投資信託証券にかかる信用格付けではありません。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
利回りは相対的に安定推移
相対的に高い利回りと信用力に加え、インド国債は利回りの変動が安定(債券価格の安定)しているため、中長期で安定的なインカムの積み上げが期待できます。インド国債の利回り変動が安定する要因の一つに、外国投資家に対する規制等から債券市場全体に占める外国投資家の比率が低いことで、世界的なリスク回避局面における資金流出等の影響が相対的に小さいことが挙げられます。

出所:Bloomberg L.P.のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
※各国10年国債利回りは自国通貨建ての最終利回りを使用。米国ハイ・イールド債券:ICE BofA US High Yield Indexの最低利回りを使用。※丸印で囲んだ箇所は、市場に影響を与えたと考えられる過去のイベントについて、そのおおよその発生時期、影響の程度をわかりやすく示したもので、必ずしも厳格な定義に基づくものではありません。※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
インド国債のリターンの源泉はインカムの積上げ
インド国債は相対的に高い利回り(インカム)を安定的に積み上げることで、中長期的に高いリターンが期待できます。

出所:Bloomberg L.P.のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
*4 「インカムゲインなど」は、トータルリターンからプライスリターンを差し引いて算出。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
インドルピー/円は、米ドル/円と連動性高く推移
外貨建て資産への投資において為替変動は注視すべきリスクの一つです。インドルピーは変動相場制ですが、インドの中央銀行であるインド準備銀行は米ドルとの安定を意識した政策運営を行っていることから、過去の推移を見るとルピー/円は米ドル/円と連動性が高いことがわかります。そのためルピー/円の値動きは、米ドル/円の影響が大きいと言えます。

出所:Bloomberg L.P.のデータに基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
「+αインド国債」のまとめ
+αインド国債は日本の公募投信で唯一*⁵、インド国債のみに投資するファンドです。債券投資においては特にコストの差が中長期投資で大きなリターンの差につながりますが、+αインド国債は相対的に利回りの高い資産に低コストで投資できるファンドです。3ヵ月決算型と年2回決算型はいずれも運用管理費用が純資産総額に対して年率0.847%(税抜0.77%)で、NISA成長投資枠で投資が可能です。
インドは高成長が期待されることから、株式投資においては高いリターンが期待される一方、新興国株式であることから価格変動のリスクも相対的に大きいと言えます。そのため、「インドには投資をしたいけど、株式ほどリスクを取りたくない」、「高いインカムを安定的に積み上げたい」という方にとって「インド国債」は魅力的な資産と言えます。18年ぶりの格上げで再注目の「インド国債」をみなさまのポートフォリオに+αしてみませんか。

出所:Bloomberg L.P.、投資信託協会およびイーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)リミテッドのデータ等に基づきイーストスプリング・インベストメンツ作成。
*5 投資信託協会投信総合検索ライブラリーにおける国内公募投資信託について、イーストスプリング・インベストメンツ調べ。2025年7月末時点。
※上記の運用管理費用以外に、その他の費用・手数料がかかります。※投資者のみなさまが負担する費用の合計額は、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。詳細につきましては、最新の「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。※ファンドの費用の詳細につきましては、後掲のファンドの費用に関するリンク先をご覧ください。
※格付けはS&P(自国通貨建て長期債格付け)、ムーディーズ(自国通貨建て長期債格付け)のうち、より高い方の格付けを使用。格付け記号はS&Pの表記方法で表示。格付けは2025年8月14日時点。※2025年8月時点の見解であり、今後予告なく変更される場合があります。また、運用開始当初はインド国債のみに投資することを想定していますが、今後の市場実勢等に応じてインドの現地通貨建てのソブリン債にも投資する可能性があります。※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
( 文責:イーストスプリング・インベストメンツ株式会社 )
・イーストスプリング・インド国債ファンド(3ヵ月決算型)
・イーストスプリング・インド国債ファンド(年2回決算型)
■ファンドの目的・特色、リスク、費用(3ヵ月決算型/年2回決算型 共通)
・ファンドの目的・特色
・リスク / 費用
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