ファンドアナリスト注目ファンド

今回注目するファンドは・・・
野村インド債券ファンド(毎月分配型)<野村アセットマネジメント>

初回は、高水準のインカムを享受しつつもキャピタルゲインも期待できるインド債券ファンドです。当ファンドは、モーニンスター“ファンドオブザイヤー2015”で優秀ファンド賞(債券型)を受賞し、パフォーマンスの良さも評価されています。「定期分配を期待したい!」等のインカム志向が強い方にイチオシのファンドといえるかもしれません。

ここがポイント!

  • Point 1インド債券は魅力的な利回り水準&良好なパフォーマンス

堅調なインド経済を背景に、インド国債は約11年間で2.5倍と良好なパフォーマンスを示しています。加えて、10年国債利回りは、足下やや低下しているものの、2011年以降は7~9%前後の水準で推移しています。主要アジア各国と比較しても、その利回りは相対的に高いといえ、魅力的な利回り水準といえるでしょう。

  • インド国債のパフォーマンスと利回り

    配当利回り

  • 主要アジア各国の10年国債利回り

    配当利回り比較

  • 上記のインド国債(現地通貨ベース)は、BoAメリルリンチ・インド国債のトータルリターンインデックスを使用し、2005年1月を100として指数化しています。
  • 主要アジア各国の10年国債利回りは2016年9月9日時点のデータです。
    (出所)Bloombergのデータを基にauカブコム証券作成
  • Point 2徹底した運用体制~野村グループの徹底した調査で政府機関債や社債にも投資~

野村アセットによれば、当ファンドは債券ファンドによく求められる利回り(インカム)だけでなく、値上がり益(キャピタル)も重視して運用を行っているようです。その1つに、トータルリターンの向上を図るため、政府機関債や社債等の無格付企業(無格付企業とはS&PやMoody's等が格付をしてない企業を指します)への投資を行っています。無格付企業の投資というと、現地への企業調査力が鍵となりますが、他の運用会社は現地の金融機関に委託することが多い中、野村アセットは自社グループ内で現地を徹底調査しており、そういった点も当ファンドならではのポイントといえるでしょう。

  • 当ファンドの債券種別・通貨別配分
    (純資産比、2016年8月末時点)

    配当利回り

  • 格付配分とポートフォリオ特性値
    (2016年8月末時点)

    配当利回り比較

  • 米ドル建の公社債等へ投資した場合、為替予約取引等を活用してインドルピーへの実質的なエクスポージャーをとります。
  • 格付はS&P社、ムーディーズ社のいずれかの格付機関の高い方の格付によります。
  • ポートフォリオ特性値は、ファンドの組入債券等(現金を含む)の各特性値(最終利回り、直利、デュレーション)を、その組入比率で加重平均したもの。現地通貨建。また格付の場合は、現金等を除く債券部分について、ランク毎に数値化したものを加重平均しています。
  • デュレーション:金利がある一定割合で変動した場合、債券価格がどの程度変化するかを示す指標。
  • 平均格付とは、基準日時点で投資信託財産が保有している有価証券に係る信用格付を加重平均したものであり、当該投資信託受益証券に係る信用格付ではありません。
    (出所)野村アセットマネジメントのデータよりauカブコム証券作成
  • Point 3分配金引き上げ等により資金流入は加速

2014年中盤以降、純資産額が増加した背景として、①安定した運用実績、②分配金の引き上げが挙げられます。①については設定来 +169%(2016年9月15日時点)と安定したパフォーマンスを示していること、加えて②については2014年7月 分配金を150円に引き上げて以降資金流入が顕著に増加したこともあり、投資家の関心は高くなっているようです。

  • 基準価額等の推移

    配当利回り

  • 分配金(1万口あたり)実績

    配当利回り比較

  • 上記の基準価額は1万口あたりの基準価額です。
  • 基準価額および税引前分配金再投資基準価額は、信託報酬控除後の値です。
  • 税引前分配金再投資基準価額は、分配金(税引前)を再投資したものとして計算しています。
    (出所)野村アセットマネジメントのデータよりauカブコム証券作成
  • 上記は過去の実績・状況です。本見通しないし分析は作成時点での見解を示したものであり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

ご注意

  • 本コンテンツは、情報の提供を目的としており、特定のファンド等の勧誘、売買の推奨、相場動向等の保証等を行うものではありません。
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ご注意事項【投資信託について】

お客さまにご負担いただく費用等の合計額については、お申込代金や保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。くわしくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。上記グラフ等は過去の実績・状況であり、将来の運用状況・成果等を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。上記内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。投資信託の購入は、基準価額の変動により元本を割り込み損失を被ることがあります。お取引の際は、目論見書、約款・規程集および 契約締結前交付書面等をよくお読みいただき、商品特性やリスクおよびお取引ルール等をよくご理解の上、ご自身のご判断で無理のない資産運用を行ってください。

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