システムリポート

カブドットコム証券では、お客さまが安心してお取引できますように、システム状況を様々な側面から監視し、安定性やパフォーマンスの向上といったシステムの改善に努めています。弊社のディスクロージャーポリシーに基づき、システム負荷状況や障害情報、今後の設備増強プランなどを積極的に公開しています。オンライントレードシステムの構成やシステムデザインのコンセプトなどについてはシステム概要を、掲載事例は掲載・事例紹介を、サーバ証明書などのセキュリティ対策の詳細や、当サイトをご利用になるうえでご考慮いただきたいセキュリティ対策事項についてはセキュリティのご案内を併せてご利用ください。

システムリポート

更新日 2018年11月14日

システムリポート ハイライト

シストレFX®リニューアルのお知らせ
~業界最速を目指したシステム基盤と新スマホアプリを9月10日よりご提供!~

カブドットコム証券株式会社は、店頭外国為替証拠金取引「シストレFX®」において、2018年9月10日(月)より新サービスに移行いたしました。

今回導入したシステム基盤は開発の根幹を担う株式会社インターネットイニシアティブの最新技術により、業界屈指のスピードでレート配信が可能となりました。

システム性能指標 詳細

システムの処理性能について現状分析を行い、キャパシティプランニングのインプットとして整理しております。ここでは、社内で利用している指標のうち、約定処理入力に関する指数と、ウェブサーバの処理実績、そして各サーバの負荷状況をご紹介させていただきます。

約定処理能力指数

単位時間内にどの程度の約定電文を処理することが可能かという観点で、約定処理が集中する午前9時頃の現物注文と信用注文の処理実績値をもとに算出し指数化した値を、約定処理能力指数として監視しています。この数値は、減少すると処理能力が低下していることを表し、増加すると処理が効率化され能力に余力が生まれていることを意味します。

約定処理能力指数

約定処理能力指数の平均値は約3,343ポイントでした。

シストレFX®約定時間

シストレFX®の成行、ストリーミング注文の約定に要した時間を約定時間として監視しています。この数値は、減少するとシストレFX®の注文受付、約定処理がより高速に処理されていることを表し、増加すると処理速度が低下していることを表しています。
2018年9月10日(月)にシステム基盤刷新を行いました。

シストレFX最小約定時間

シストレFX平均約定時間

調査期間営業日における、成行注文とストリーミング注文の最小約定時間は0msec、平均値は3.2msecとなりました。

お客さま向けお取引サイトのページ処理実績

下記表は、システム負荷が最も高くなる9時から10時までの1時間に記録された、お客さま向けお取引サイトのウェブサーバ全台における動的なページ生成要求のログから、アクセス数上位10件および全ての動的生成要求について、処理件数と平均実行時間を調査したものです。

前回調査日の指標から増減それぞれ20%以上の差を記録したものについて、を記載しています。アクセス数について、は20%以上のアクセスの増加、は20%をこえるアクセス数の減少を意味しています。また、実行時間について、は20%を超える実行時間の減少(=改善)、は20%以上の実行時間の増加(=悪化)を意味しています。増減が±20%を超えない場合には記載はありません。

今回調査日 2018年09月28日(金)東証売買代金3兆1929億円、東証売買高15.5億株
前回調査日 2018年08月31日(金)東証売買代金2兆4085億円、東証売買高13.0億株

ページ名称 アクセス件数 平均実行ミリ秒
前回 今回 増減率 前回 今回 増減率
1 カブボード 通常版(ページ1~3) 149,458 166,862 11% 211 208 -1%
2 残高照会
国内現物株式
95,593 132,292 38% 55 52 -5%
3 個別銘柄詳細
時系列データ・取扱商品
90,119 112,644 24% 354 355 0%
4 個別銘柄詳細
売買連携メニュー
90,019 112,000 24% 247 249 0%
5 個別銘柄詳細
関連リンク情報
90,020 111,917 24% 286 376 31%
6 マーケット情報
総合・主要指標
66,382 80,641 21% 146 145 0%
7 個別銘柄ポップアップチャート(R) 48,196 55,386 14% 125 113 -9%
8 預り資産評価 43,299 53,484 23% 272 266 -2%
9 残高照会
信用建玉
21,963 25,951 18% 77 77 0%
10 株式売注文 14,729 21,764 47% 54 50 -7%

総合計/総平均
2,538,110 2,984,057 18% 130 129 -1%

調査日のアクセス数は、前回調査結果と比較して18%増加いたしました。平均実行時間に関しては、前回調査結果と比較して1%改善いたしました。

サーバ負荷

対象期間中のサーバ機器、ネットワークなどの負荷・リソース消費の状況です。各種サーバ機器の構成の詳細などは、システム紹介をご覧ください。

ネットワーク

お客さま向けインターネット接続回線

お客さま向けインターネット接続回線の帯域表示量

解説

お客さま向けインターネット接続回線は複数拠点で冗長化しており、ウェブサーバ群はネットワーク機器とギガビットイーサネットで接続されています。
調査月間の最大トラフィックは2.5Gbps前後の実績となりました。

ブラウザ等向けお取引用サーバ群

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバ

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバCPU負荷状況

新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバ

新発注基盤システムRAIDEN向けアプリケーションサーバCPU負荷状況

解説

お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバ、および、新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバのCPU負荷状況です。
お取引用サイト向けウェブ・アプリケーションサーバの負荷ピークは前場開始直後から午前9時30分頃で、ピーク時の平均CPU負荷は約20%程度となっています。
新発注基盤システムRAIDEN®向けアプリケーションサーバの負荷ピークは前場開始前後とナイトセッション開始前後ですが、ピーク時の平均CPU負荷は約10%程度となっています。

kabuステーション®専用サーバ群

kabuステーション®専用フロントサーバ

kabuステーション専用フロントサーバ

kabuステーション®専用相場配信サーバ

kabuステーション専用相場配信サーバCPU負荷状況

解説

kabuステーション®専用フロントサーバ、および、相場配信(フル板含)サーバのCPU負荷状況です。
kabuステーション®専用フロントサーバの負荷ピークは、午前8時30分頃から午前9時頃となり、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。
kabuステーション®専用相場配信サーバの負荷ピークは、午前9時頃と午後3時頃となり、ピーク時の平均CPU負荷は約5%程度となっています。
kabuステーション®専用フロントサーバ、kabuステーション®専用相場配信サーバの負荷は低位で安定稼働しております。

シストレFX®用サーバ群

シストレFX®用ウェブサーバ

シストレFX用ウェブサーバCPU負荷状況

シストレFX®用アプリケーションサーバ

シストレFX用アプリケーションサーバCPU負荷状況

解説

シストレFX®用サーバ群のCPU負荷状況です。シストレFX®用ウェブサーバはお取引用ウェブインタフェースを提供します。シストレFX®用アプリケーションサーバは注文やレートの送受信、約定処理を行います。
シストレFX®用アプリケーションサーバにおいては、ソフトウェアチューニングとハードウェア刷新による性能改善効果を維持しており、雇用統計発表時など相場活況時でもCPU負荷は20%未満で余裕がある状態です。
シストレFX®は2018年9月10日(月)にシステム基盤刷新を行いました。そのため2018年9月9日(日)までのCPU負荷状況となります。

データベースサーバ群

顧客データベースサーバ

お客さま情報・決済関連処理等

お客さま情報・決済関連処理等

ログイン・各種ログ管理等

ログイン・各種ログ管理等

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文データベースサーバ

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文の発注・約定処理の管理等

新発注基盤システムRAIDEN向け注文の発注・約定処理の管理等

注文データベースサーバ

注文の発注・約定処理の管理等

注文の発注・約定処理の管理等

勘定データベースサーバ

参照系 (画面表示用参照処理 他)

参照系 (画面表示用参照処理 他)

更新系 (更新処理・バッチ処理 等)

更新系 (更新処理・バッチ処理 等)

シストレFX®用データベースサーバ

シストレFX®用データベースサーバ

シストレFX用データベースサーバ

解説

顧客データベースサーバはお客さまの各種情報を管理しており、ログインやマイページの表示などに関係しています。顧客データベースサーバ群が高負荷になるのは前場開始直後から午前9時30分頃で、お客さま情報・決済処理などに関係するサーバでのピーク時の平均CPU負荷は約35%となっています。ログインや各種ログの記録に関係するサーバでのピーク時の平均CPU負荷は約15%となっています。

新発注基盤システムRAIDEN®向け注文データベースサーバでは株式、先物・オプション、NISA株式注文の詳細、発注・約定処理の状態などを管理しています。当該データベースサーバが高負荷になるのは日付が変わった直後で、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。

注文データベースサーバでは投資信託、プチ株の詳細、発注・約定処理の状態の他、精査処理など管理しています。当該データベースサーバが高負荷になるのは前場開始直後で、ピーク時の平均CPU負荷は約10%となっています。

勘定系(バックオフィス)データベースでは、お客さまが保有する現物株や信用建玉などの預りを一括して管理を行っており、発注時の買付可能額の計算処理や、約定処理、夜間バッチ処理などに関係しています。
同参照系サーバにおける営業日の負荷ピークは前場開始直後から午前9時30分頃で、平均CPU負荷は約60%となっています。
同更新系サーバにおける営業日の負荷ピークは夜間バッチ処理時間帯になり、ピーク時の平均CPU負荷は約80%となっています。
休日等、一部の特定日にはメンテナンス処理が実行されるため、その時間帯は高負荷になります。

シストレFX®用データベースサーバのピーク時の平均CPU負荷は約40%となっています。土曜日は閉局後のバッチ処理、メンテナンス処理などを行うため、一時的に負荷が高くなりますがお客さまサービスに影響はございません。
シストレFX®は2018年9月10日(月)にシステム基盤刷新を行いました。そのため2018年9月9日(日)までの平均CPU負荷となります。

システム増強・機能改善・負荷対策 詳細

システム増強や機能改善、負荷対策、実施履歴および今後の実施予定です。

リポート対象期間中に実施したシステム増強・機能改善・負荷対策等

本システムリポートの調査対象期間中に実施した、主なシステム増強や機能改善、負荷対策の一覧です。

日付 区分 内容
1 2018年9月10日 基盤刷新 シストレFX®リニューアル
  • *改善は、使い勝手の向上や動作速度の改善を図るチューニングを示します。設備増強は、主にインフラストラクチャの側面でのシステム増強を示します。そして、新機能・新サービスは、新規に展開するサービス群であることを、それぞれ示します。

6ヶ月のシステム増強、機能改善、負荷対策など

システムリポートにて公開させていただいた、主なシステム増強や機能改善、負荷対策の6ヶ月間の履歴です。

日付 区分 内容
1 2018年6月30日 新規 つみたてNISA申込受付開始
2 2018年8月7日 基盤刷新 kabu.com API基盤刷新
3 2018年8月27日 設備増強 東証、PTS市場、ダークプールの自動回送SORシステムを実装
4 2018年8月27日 機能追加 「auで株式割」の対象がau IDを持つすべてのお客さまに拡大

システム障害・サービス提供状況 詳細

調査対象期間中に発生したシステム障害、およびサービス提供の詳細についてご説明させていただきます。

システム障害

2018年8月20日(月) ETFの銘柄検索不具合

障害サマリ

2018年8月20日(月)から2018年9月10日(月)までの間、銘柄検索画面において、ETFのリンクをクリックしても該当銘柄の一覧が表示されない事象が発生いたしました。
影響のあったETFのリンク先は以下の通りです。

  • 外国株価指数連動型投信 (ETF)
  • コモディティ・その他指数連動型投信 (ETF)
  • 貴金属現物 (ETF)
  • 指標連動証券 (ETN)
障害の経緯、影響について

ETF銘柄を更新する処理に漏れがあったことが原因です。
ETF銘柄の更新を行い、2018年9月10日(月)に事象を解消いたしました。
なお、銘柄名・銘柄コードでの検索結果は正常に表示されており、お取引に影響はありませんでした。

2018年8月27日(月) SOR注文の約定単価表示不備

障害サマリ

2018年8月27日(月)から2018年9月13日(木)までの間、SORの現物株式において、小数点以下第2位までの約定単価で取引が成立した場合、注文約定照会/取引履歴/残高照会画面では小数点以下第2位を繰上げした約定単価が表示される事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

表示の考慮が漏れており、小数第2位を繰り上げる仕様になっていたことが原因です。
プログラムを修正し、2018年9月13日(木)に事象を解消いたしました。

2018年9月3日(月) NISA売手数料無料化が適用されない

障害サマリ

2018年9月3日(月)午前9時から午後8時41分までの間、一部のお客さまにおいて、NISA口座の売却手数料が徴収される事象が発生いたしました。
対象は以下のお客さまです。

  • NISA1期開設済み、かつNISA2期(2018年開設)口座が未開設のお客さま
障害の経緯、影響について

プログラムの設計に誤りがあったことが原因です。
プログラムを修正し、2018年9月3日(月)午後8時41分に事象を解消いたしました。

2018年9月5日(水) フラッシュの前日比表示に不具合

障害サマリ

2018年9月5日(水)から2018年9月21日(金)までの間、PTS銘柄をカブボードフラッシュで表示させると、前日比と騰落率の箇所が「--」と表示される事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

プログラムの設定に不備があったことが原因です。
プログラムを修正し、2018年9月21日(金)に事象を解消いたしました。

2018年9月9日(日) シストレFX for iPhone / Androidのリンク不備

障害サマリ

2018年9月9日(日)午後3時から2018年9月21日(金)午後2時30分までの間、一部のお客様において、シストレFX for iPhone / Androidでログイン時に表示されるメッセージにある「PCのウェブサイトを開く」をクリックしても画面が遷移しない事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

スマホアプリのブラウザ機能、及びPCウェブサイト側の仕様が原因です。
修正版のアプリを2018年9月21日(金)にリリースし、事象を解消いたしました。

2018年9月9日(日) シストレFX®(PCサイト)で項目表示保存の不備

障害サマリ

2018年9月9日(日)から2018年9月15日(土)までの間、シストレFX®(PCサイト)画面で、約定照会画面で表示する項目(売/買、新規/決済等)を変更後、表示を保存できない事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

プログラムの不備が原因です。
プログラムを修正し、2018年9月15日(土)に事象を解消いたしました。

2018年9月11日(火) シストレFX®証拠金の代用評価額が更新されない

障害サマリ

2018年9月11日(火)午前5時48分から午後0時30分までの間、シストレFX®証拠金の代用評価が2018年9月7日(金)の基準値のまま更新されない事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

代用評価ファイルの取込が行われなかったことが原因です。
ファイルの取込を行い、2018年9月11日(火)午後0時30分に事象を解消いたしました。

2018年9月18日(火) 品受・品渡のエラー

障害サマリ

2018年9月18日(火)午前8時25分から午後9時10分までの間、信用取引の返済期日が近い信用取引の建玉において、品受・品渡でエラーが表示される事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

2018年9月15日(土)にリリースを行ったプログラムに不備があったことが原因です。
作業前の状態に戻し、2018年9月18日(火)午後9時10分に事象を解消いたしました。

2018年9月27日(木) 外貨建債券の注文受付開始遅延

障害サマリ

2018年9月27日(火)午前10時から午前10時27分までの間、午前10時に開始する外債注文の受付が遅延する事象が発生いたしました。

障害の経緯、影響について

外債注文を受付状態にする処理が滞留していたことが原因です。
2018年9月27日(火)午前10時27分に滞留していた処理が完了し、事象を解消いたしました。

サービス提供状況

サービスの稼働率

当社のお取引システムのサービス稼働率です。 この指標は、お取引サービスを提供する事が出来た時間的な割合を表しています。 今期よりこれまでご報告していた「機器の故障やシステム障害などにより、サービスを提供出来なかった時間」を対象とした稼働率に加え、「システム障害および定期メンテナンス等による計画停止を含むサービスを提供出来なかった時間」を対象とした稼働率を算出しています。

2018年09月最終週末時点
2017年度 上期 2017年度 下期 2018年度 上期
システム障害のみを対象としたサービス稼働率(%) 99.74 % 99.89 % 99.98 %
システム障害および計画停止を含むサービス稼働率(%) - - 95.49 %

記載している稼働率は、各半期毎に計測した結果です。

サービス停止状況

調査期間中のサービスの計画停止・障害停止・メンテナンス作業の状況は以下の通りです。

日付 時間 範囲 詳細
1 2018年9月8日(土)~2018年9月9日(日) 1日7時間 ログインを含む全サービス シストレFX®リニューアルのため
2 2018年9月15日(土) 2時間38分 リアルタイム口座振替 リアルタイム口座メンテナンスのため
3 2018年9月15日(土) 3分 ログインを含む全サービス 定期メンテナンスのため
4 2018年9月18日(火) 27分 外国債券 外国債券注文受付の開始遅延が発生
  • お取引等サービスの停止には、発注サービス、振替関連サービス、残高照会サービスなどの決済関連のサービスをすべて含みます。

運用報告等

システムの可用性に対する高い期待、高度化するサービスレベルの提供を確実なものとするために、恒常的に設備増強、人員増強を図っております。今後もPDCAサイクルに基づく、より実践的な内部管理態勢の強化を進めて参ります。

夜間や休日のシステムの監視・運用は社内のみならずエクイニクス・ジャパン社による外部からのシステム監視も実施しており、24時間365日のシステム稼働を支えています。

今後ともカブドットコム証券を末永くご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。

当社開発部・技術部員一同 2014年11月撮影当社開発部・技術部員一同 2014年11月撮影

(kabu.com 開発部・技術部 2018年11月14日)

  • 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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