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投資信託、やめた方がいい人って? 投資信託、やめた方がいい人って?

投資信託、やめた方がいい人って?

投資信託は誰もがはじめやすい投資です

2024年から新NISAが始まったことをきっかけに、投資信託に関心を持つ方が増えたように感じます。でも「投資信託ってよくわからない」「投資信託はやらない方がいいの?やった方がいいの?」と不安や疑問を持っている方も多いでしょう。
結論からいいますと、初心者でも始めやすい特徴を兼ね備えているので、迷っている場合はご自身で無理のない少額からはじめてみるとよいでしょう。そのワケを知るには「そもそも投資信託とはなんなのか」を理解しておく必要があります。

特徴1:少額で投資ができる

証券会社によっては数百円から購入することができます。少額なので、初心者でもはじめやすいでしょう。

(※三菱UFJ eスマート証券の場合、100円~投資が可能です)

特徴2:世界中のいろいろな資産に投資ができる

投資信託は複数の銘柄や資産へ分散投資ができます。運用するファンドによって、上場企業の株式や債券、ビルや商業施設といった不動産など、いろいろな資産に投資ができます。また、日本国内だけでなく海外の株式や債券、不動産にも投資ができるファンドもあります。

特徴3:プロが運用する

私たちはどの投資信託を買うか決めるだけでOKです。証券会社に購入の申込みをすると、そのお金は信託銀行に預けられ、投資のプロである運用会社が運用してくれます。

<投資信託の仕組み(例)>


投資信託の仕組み(例)

※画像は筆者が作成

このように、わずかな資金からでもプロに運用を任せることができて、いろいろな資産に分散投資できるのが投資信託の特徴です。

投資信託をやめた方がいいのはこんな人

投資信託は「投資を大衆化」したと言える画期的な仕組みですが、本当に万人向けなのでしょうか?投資信託をやめた方がいい人、向いていない人を整理してみました。

投資そのものに抵抗がある人

そもそも、投資で少しでも損をする可能性に強い抵抗がある方には、あまり向いていません。利益を得られる可能性もあれば、損をする可能性もあるのが投資です。
また、「難しそうだし、よくわからないものには手を出さない」といった理由で抵抗がある方もいるかもしれません。
ただし見方を変えれば“慎重”なタイプなので、きちんと投資の勉強をしたり、より安定性の高いファンドで検討すると良いかもしれません。

自分で銘柄選びをしたい人

すべて自分で具体的な銘柄を選びたい人には向いていません。投資信託は、一般的には難しいといわれている銘柄選びをプロに任せる商品だからです。銘柄選びにこだわりたい方は、個別の株式や債券などを検討するのが良いでしょう。

短期で売買したい人

短期で売買を繰り返しながら利益を狙う人には向いていません。投資信託は銘柄や資産が分散された商品であり、少額で買うことができるため、長期運用を前提に設計されているからです。日々の値動きは比較的小さく、短期間で大きな利益を狙うことはまずできないでしょう。

投資信託をやった方がいいのはこんな人

投資信託をやった方がいい人は、やめた方がいい人のほぼ逆のタイプです。基本的には長期でコツコツ資産形成をしたい人に向いています。

リスク抑えながら将来のために資産形成をしたい

着実な資産形成を狙うためには「長期投資」「分散投資」が基本であり、それを実践しやすいのが投資信託です。投資信託は1つ購入するだけで分散投資が実践できます。銘柄分散、資産分散、地域分散など、いろいろな分散が可能です。
また、毎月自動で定期購入ができるので、手間なく購入のタイミングを分散できます(時間分散)。
さらに少額から投資ができるので、まとまったお金がなくてもはじめやすく、投資初心者でも取り組みやすい商品でしょう。

運用はプロに任せたい

プロの助言によって運用するためには投資助言業のライセンスのある業者と顧問契約を結ぶ方法もありますが、それなりにまとまった運用資産がないとコストが見合いません。投資信託は信託報酬という手数料を支払うことにより、毎月1,000円の投資でもプロが運用してくれます。その運用方針は「目論見書」というものに記載されています。その内容が自分の目的に合っているかどうかを確認して投資信託を選びます。

ほったらかし投資をしたい

株式投資やFXなどの場合、ニュースや新聞で株価や為替の話題を耳にする機会が多いため、日々の変動が気になりやすいものです。特に短期の値動きが大きい商品の場合、短期売買でも成果が期待できる反面、損失が膨らむ可能性もあるので、一喜一憂してしまうケースもあります。
投資信託は運用をプロに任せるので、そもそも値動きを気にする機会も少なく、さらに短期の値動きが比較的小さい傾向にあるという特徴があります。良い意味で任せっきりのほったらかしにして、投資に時間も気持ちも割きたくない人向きといえるでしょう。

色々な資産への投資に興味がある

国内外の株式や債券、不動産、金などあらゆる資産や国へ投資してみたい方にもおすすめです。それらに直接投資をしなくても、投資信託を購入することで同じ体験ができるので、少額でいろいろな資産への投資を楽しみたい人にも向いています。

知っておこう!投資信託の賢い使い方

将来のために資産形成をするのであれば、投資信託はおすすめです。資産形成の基本は「長期分散投資」であり、それを少額で定期的に実践できる金融商品が投資信託だからです。
ほかに株式投資や不動産投資を自分でやりたい人でも、資産形成のベースとして投資信託を利用することをおすすめします。

例えば、株価指数などに連動するインデックスファンドやいろいろな資産に分散投資するバランスファンドなど、比較的リスクが低い投資信託によって資産形成のベースをつくり、アクティブファンドや株式投資など、積極的に資産を増やしたり趣味で投資をしたりする運用は別で考えるといった使い方です。

<投資信託の活用例>
比較的リスクの低い投資信託を利用して資産形成のベースをつくる


投資信託の活用例

※画像は筆者が作成

一方、投資にそもそも抵抗があるという方は、日経平均などの身近な株価指数に連動して価格が動くインデックスファンドがおすすめです。値動きの理由がわかりやすくコストも抑えやすいため、初心者には取り組みやすいでしょう。

また、収入が大きく減少するタイミングであるリタイア間近、セカンドキャリア間近の方の場合、比較的リスクが低い投資信託を中心に運用しながら資産を取り崩していくといった方法があります。

このように、少額で分散投資ができる投資信託は、さまざまなライフステージの基本となる運用アイテムとして柔軟に利用することができます。

よい投資信託はどうやって選ぶの?

ところで数千もある投資信託の中からどうやって選ぶの?と思う方も多いと思いますので、選び方のポイントを簡単に解説します。

インデックスファンドはコストで選ぶ

インデックスファンドとは、その値動きが日経平均やTOPIXといった指数に連動する投資信託のことです。同じ指数に連動する投資信託はたくさんありますが成績はほぼ一緒です。よってインデックスファンドを選ぶときはそのファンドにかかる運用コストに注目するのが基本です。コストが低いほど日々の運用には有利になります。

三菱UFJ eスマート証券には投資信託を検索できるサイトがあり、そこで絞り込み検索ができます。

例えば、国内株式のインデックスファンドを検索してみます(2025年1月現在)。

(※あくまで筆者の使い方の一例を紹介するもので、推奨する使い方ではありません)

インデックスファンドを選択して「経費率」で5つ星を選択します。

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※三菱UFJ eスマート証券のファンド検索画面より

国内株式を選択して積立ができるものを選びます。

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※三菱UFJ eスマート証券のファンド検索画面より

「ファンドを見る」ボタン押すと検索結果の一覧が表示されます。

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※三菱UFJ eスマート証券のファンド検索画面より

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※三菱UFJ eスマート証券のファンド検索画面より

41件がヒットしました。日経平均に連動するもの、TOPIXに連動するもの、それぞれで比較してみてください。

アクティブファンドは成績で選ぶ

アクティブファンドはファンドマネージャーの手腕によってその成績が異なります。よって成績で選ぶのが基本です。確認できるのはあくまで過去の実績ですが、今後もその実績に期待するといった考え方です。
選ぶ際には、同じカテゴリーの投資信託(例えば「国内株式」など)で成績を比較します。比較する成績の代表的なものはシャープレシオです。シャープレシオはリスクに見合ったリターンを得られているかどうかといった効率性をみる指標で、一般的には「1以上」だと優秀だといわれています。

こちらも三菱UFJ eスマート証券のサイトで絞り込み検索ができます。

例えば、国内株式に投資するアクティブファンドでシャープレシオがよいファンドを探してみます(2025年1月現在)。

(※あくまで筆者の使い方の一例を紹介するもので、推奨する使い方ではありません)

まずは自分が求めるリターンを選びます(リターンと同じだけのリスクがあると思っていてください)。成績を見る期間は10年にしてみます。

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※三菱UFJ eスマート証券のファンド検索画面より

積立ができるもので、シャープレシオは10年で1以上2未満のものを選びます。

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※三菱UFJ eスマート証券のファンド検索画面より

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※三菱UFJ eスマート証券のファンド検索画面より

すると2件に絞られました。

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※三菱UFJ eスマート証券のファンド検索画面より

これらファンドの目論見書を確認するなど、自分の目的に合っているかを確認します。

このように検索機能を使うと、数多い投資信託の中から自分に合ったものを見つけることができますので、試してみると良いでしょう。

石川英彦

石川英彦

金融デザイン株式会社 代表取締役
愛知県生まれ。南山大学経営学部卒業後、北米大陸をオートバイで周遊。帰国後、保険代理店の手伝いをしたことで金融の世界を知る。その“奇妙”な世界に疑問を感じ「お金に関する情報形成」「売り手と買い手がハッピーになる金融コンテンツづくり」をミッションとした、株式会社マネーライフナビを設立(1996年)。
FP(ファイナンシャルプランナー)の実務をこなしながら多数の金融コンテンツ制作を手がける。2017年9月に社名を金融デザイン株式会社に変更。インフォグラフィックスやウェブのデザインまで領域を広げる。50代と60代からのセカンドキャリアを応援するサービス「50カラ」を展開中。

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