オプション取引

オプション取引とは

将来の商品の権利を取引します

オプション取引とは、ある商品(原資産)を将来の決められた日(満期日)にあらかじめ決められた価格(権利行使価格)で買い付ける、または売り付ける「権利」を売買する取引です。
ある商品(原資産)を「買う」権利のことを「コールオプション」、「売る」権利のことを「プットオプション」といいます。

当社では「日経平均」を原資産とした「日経225オプション」と「日経225ミニオプション」を取り扱っています。

反対売買によりいつでも決済できます

オプション取引は満期日までの間、反対売買によりいつでも決済(返済)することができます。
満期日(SQ日)まで持ち越した場合、買い建て(または売り建て)た権利行使価格とSQ値により差金決済がおこなわれるので、あらかじめご留意ください。

SQ値は満期日(SQ日)当日の日経平均株価の初値から算出されます。午前9時の価格(寄値)とは異なりますので、その点ご留意ください。

買い建てには買付金額、売り建てには証拠金が必要です

オプション取引をおこなう場合、買い建てには買付金額、売り建てには証拠金が必要となります。また、オプションの売建玉を決済(返済)する場合は買い戻すための買付金額が必要となります。

オプション取引では約定時にプレミアムの受払いにより証拠金残高が増減します。お取引の前に証拠金シミュレーターで証拠金残高や必要証拠金の状況を確認することが肝要です。

証拠金シミュレーターを詳しく見る

取引できる期限があります

オプション取引には取引できる期限(満期日)が定められています。満期日が定められた月を限月(げんげつ)と呼び、当該月の第2金曜日が満期日(SQ日)となります。その前日の最終売買日(取引最終日)の日中セッション終了まで取引できます。

日経225ミニオプションの場合、限月のほか、限週(げんしゅう)があります。限週は当該週の第2金曜日が満期日(SQ日)となり、その前日の最終売買日(取引最終日)の日中セッション終了まで取引できます。

取引最終日と満期日(SQ日)を詳しく見る

オプション取引には時間的価値の減少(タイム・ディケイ)があります

時間的価値は満期日(SQ日)までの残存日数が少なくなるにつれ減少し、最終的にはなくなります。オプション特有のこの現象を「時間的価値の減少(タイム・ディケイ)」といいます。

時間的価値の減少(タイム・ディケイ)

残存日数が多いほど、オプションの価格(プレミアム)が大きく変動する可能性が高くなるため、時間的価値も高くなります。 逆に残存日数が少なくなると、オプションの価格(プレミアム)が大きく変動する可能性が低くなるため、時間的価値は減少します。

オプション取引の魅力

少額から取引できる

日経225ミニオプションの買付金額や証拠金は日経225オプションの10分の1。
オプションの「買い」なら少額からお取引できます。例えば、ある権利行使価格のオプションを200円で買い建てる場合、日経225オプションは1枚あたり200,000円(200円×1,000倍×1枚)と手数料が必要です。
一方、日経225ミニオプションでは1枚あたり20,000円(200円×100倍×1枚)と手数料で済みます。

オプションの「買い」なら損失限定で取引できる

オプションの「買い」は損失が買付金額に限定されるため、証拠金は不要です。先物取引と同様、少ない資金で大きな利益を狙えます。

コールオプション
「買い」の特徴

コールオプション「買い」の特徴

①利益(無限大)

  • 日経平均株価が上昇した場合
  • SQ値が権利行使価格+買建時のプレミアムを上回った場合

②損失(買付金額に限定)

  • 日経平均株価が下落した場合
  • SQ値が権利行使価格+買建時のプレミアムを下回った場合

プットオプション
「買い」の特徴

プットオプション「買い」の特徴

①利益(無限大)

  • 日経平均株価が下落した場合
  • SQ値が権利行使価格-買建時のプレミアムを下回った場合

②損失(買付金額に限定)

  • 日経平均株価が上昇した場合
  • SQ値が権利行使価格-買建時のプレミアムを上回った場合

日経平均株価が大きく変動すると、それに合わせてオプションの価格(プレミアム)も大きく変動します。そのため、現物株式・信用取引の買建玉の値下りリスクをヘッジする方法の一つとしてプットオプションの「買い」が挙げられます。

オプションの「買い」は
こんな人におすすめ!

少ない資金で
大きな利益を狙いたい方

コールの「売り」

プットの「買い」

現物株式・信用取引の買建玉の
値下りリスクをヘッジされたい方

プットの「買い」

オプションの「売り」は
日経平均株価がもみ合いのときに有利

オプションの「売り」は損失が無限大となるため、証拠金が必要です。現在の日経平均株価よりも遠く離れた権利行使価格のオプションを売り、時間的価値の減少によりコツコツ利益を狙うことができます。

コールオプション
「売り」の特徴

コールオプション「売り」の特徴

①利益(売付金額に限定)

  • 日経平均株価が下落した場合
  • SQ値が権利行使価格+売建時のプレミアムを下回った場合

②損失(無限大)

  • 日経平均株価が上昇した場合
  • SQ値が権利行使価格+売建時のプレミアムを上回った場合 

プットオプション
「売り」の特徴

プットオプション「売り」の特徴

①利益(売付金額に限定)

  • 日経平均株価が上昇した場合
  • SQ値が権利行使価格-売建時のプレミアムを上回った場合

②損失(無限大)

  • 日経平均株価が下落した場合
  • SQ値が権利行使価格-売建時のプレミアムを下回った場合

日経平均株価がもみ合い(レンジ相場)になると、オプションの価格(プレミアム)は時間的価値の減少により低下します。そのため、現物株式・信用取引の買建玉の値下りリスクをヘッジする方法の一つとしてコールオプションの「売り」が挙げられます。

オプションの「売り」は
こんな人におすすめ!

現物株式・信用取引の買建玉の
値下りリスクをヘッジされたい方

コールの「売り」

オプションの「売り」は日経平均株価が大きく変動すると、オプションの価格(プレミアム)の上昇や必要証拠金の増加により追証が発生したり、想定以上の損失を被る可能性があります。証拠金シミュレーターでの証拠金状況の確認と逆指値(ストップロス)を設定することが肝要です。

夜間でも取引可能

オプション取引は日中のほか夜間でも取引可能なため、日中お忙しい方でもお取引することができ、取引機会が広がります。欧米市場の取引時間中にそれら市場の動向を見ながらリアルタイムに取引できることもオプション取引の大きなメリットです。

夜間でも取引可能

オプション取引は祝日も取引可能です

祝日取引を詳しく見る

株式・投信も 現金の代わりにできる「代用有価証券」

オプション取引では、現金のみならず、有価証券(当社が認める株券および投資信託)の評価額の70%を売り建ての必要証拠金として差し入れることが可能なため、より資金効率の高いオプション取引が可能になります。

代用有価証券を詳しく見る

オプション取引
お役立ちツール活用方法

オプション取引は当社のお役立ちツールを活用することで、お取引が便利になります!

kabuステーション®のオプションビューでオプションの価格(プレミアム)を確認しよう
先OPナビの損益チャートで損益分岐点を確認しよう

取引ルール

オプション取引のルールをご案内します

取引ルール

口座開設から
お取引までの流れ

STEP1

まずは無料で口座開設

三菱UFJ eスマート証券の口座をお持ちでない方はまずは口座開設が必要です。

STEP2

書面に同意・WEB審査

先物・オプション取引口座開設に係る書面同意を行い、WEB審査の質問事項に回答します。

STEP3

先物・オプション
取引口座開設

三菱UFJ eスマート証券によるWEB審査後、口座が開設されます。

口座開設からお取引までの流れ

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