証拠金シミュレーター
先物評価損益やNOV相当額はリアルタイムの時価で計算
kabuステーション®の証拠金シミュレーターは、先物評価損益とNOV相当額をリアルタイムの時価で計算します。現在は日中セッションの引け後に日本証券クリアリング機構(JSCC)から公表される清算値にて評価していますが、これをリアルタイムの時価で計算することにより、現時点の証拠金余力やNOV相当額が一目でご確認いただけます。
VaR増加率により証拠金変動を想定した当日の証拠金余力の予測が可能
先物・オプションの必要証拠金は日々変動します。あらかじめVaR増加率を設定することで、証拠金変動を想定した当日の証拠金余力を予測いただけます。
- ※証拠金余力はあくまでも現時点の評価であり、日中セッション終了後の清算による結果を保証するものではありません。
VaR増加率は日本証券クリアリング機構(JSCC)から公表される証拠金変動率を参考に設定します。日経225グループ、TOPIXグループの証拠金変動率は下表をご確認ください。
商品グループ | 期間 | カバー率 | 証拠金変動率 | |
---|---|---|---|---|
買い | 売り | |||
日経225グループ | 1日 | 99% | 8.7% | 9.1% |
100% | 32.4% | 28.6% | ||
TOPIXグループ | 1日 | 99% | 7.8% | 8.1% |
100% | 39.1% | 34.7% |
- ※日本証券クリアリング機構(JSCC)が2024年12月2日に公表された証拠金変動率ファイルから日経225グループ、TOPIXグループの1日あたりの証拠金変動率を抜粋して記載しています。
通常は99%カバーできる証拠金変動率を参考にVaR増加率として設定します。
日経225オプション、日経225ミニオプションの売建玉を保有している場合、証拠金変動率を超えて必要証拠金が増加することもあります。OTMからATMに近くなる銘柄の売建玉を保有している場合、その傾向が高くなりますので、ご留意ください。
仮想注文の登録で必要証拠金に加え証拠金残高の増減もシミュレーション可能
先物建玉の返済、オプションの新規建て・返済の約定時には先物の決済損益やオプションのプレミアムの受払いにより証拠金残高が増減します。kabuステーション®の証拠金シミュレーターでは仮想注文を登録した際、仮想単価を基準に先物の決済損益やオプションのプレミアムの受払いも合わせて計算するので、約定後の必要証拠金に加え証拠金残高の増減もシミュレーションできます。
- ※未約定の注文においても注文単価(注文単価がない場合は時価)を用いてシミュレーションします。
- ※当該シミュレーションにおいては手数料は考慮いたしません。
登録した仮想注文から即座に発注することが可能
あらかじめ仮想注文でポートフォリオを組み、証拠金残高や必要証拠金、証拠金余力を把握しながら、相場状況に応じて先物・オプションの発注がおこなえます。
- ※仮想注文備え付けの「発注」ボタンを押下することで、当該仮想注文の銘柄、売買、取引区分、数量、仮想単価の情報を引き継いだ発注ダイアログが起動します。
- ※仮想注文から発注後、当該仮想注文はご自身で削除してください。当該仮想注文の削除後、証拠金状況は再計算されます。
- ※発注後の注文については、注文・約定照会にてご確認いただけます。
既存建玉、未約定注文、仮想注文を考慮したGreeks管理が可能
先物建玉、オプション建玉に係るデルタ、ガンマ、セータ、ベガの合計値が表示されます。現在、保有している建玉のほか、未約定注文や仮想注文も合わせて表示できるので、デルタ・ニュートラル戦略に基づく調整がおこない易くなります。
- ※Greeks(デルタ、ガンマ、セータ、ベガ)は日経225グループのみ対象となります。TOPIXやその他のグループは対象外となります。
- ※銘柄の市場が大阪日中、大阪夜間であってもGreeksは日通しの値を用いて表示します。
夜間セッションや祝日取引においては、原資産を日経平均株価から日経225miniの直近限月に切り替え、IVやGreeksを計算します。
kabuステーション®の概要やご利用方法
kabuステーション®の概要やご利用方法を案内します。