米国株の銘柄選びで押さえておくべきポイントとは？

2025年8月28日更新

米国株投資で成功する上で重要なのが、「銘柄選び」です。
証券会社によって取り扱い銘柄数は異なりますが、米国市場には数多くの銘柄が上場しており、初心者の方にとってはその中から投資先を見つけるのは簡単ではありません。
銘柄1つ1つをチェックすると膨大な時間が必要になりますが、いくつかのポイントを押さえれば、効率よく自分に合った株を見つけることができます。

ここでは、初心者が知っておきたい米国株銘柄の選び方や、おすすめの検索方法、テーマ株の見つけ方について解説します。

具体的な銘柄選びを始める前に、まず自分がどのような投資スタンスで米国株を取引するのかを決めておくことが大切です。
以下のような点を整理しておくと、自分の投資スタンスに適した銘柄を絞り込みやすくなります。

• どんな目的で投資するのか（資産形成、配当収入、短期トレードなど）
• 投資期間はどれくらいか（短期・中期・長期）
• 投資できる資金はいくらか
• どの程度の利益を目指すのか
• どのくらいのリスクを許容できるのか

銘柄の選び方には、実にさまざまな方法や考え方がありますが、最低限押さえておかなければならないポイントがあります。
初心者の方は、次の三つのポイントを意識して銘柄探しをすると良いでしょう。

米国株式の銘柄は、主に米国株式を取り扱っている証券会社のホームページで検索することができます。
検索窓に銘柄名かティッカーを入力して検索するのが一般的です。当社では、銘柄名やティッカーコードでの検索だけでなく、主要ブランド名での検索にも対応しています。（例えば「iPhone」で検索するとApple Inc.（AAPL）、「バンドエイド」で検索するとJohnson & Johnson（JNJ）のように、お馴染みのブランド名から企業を探していただくことが可能です。）
ティッカーとは、個々の銘柄を識別するためにつけられた記号のことで、個別株、ETF共に1～5文字程度のアルファベットを用いて表します。
これは日本株でいう4桁の銘柄コードにあたります。
検索機能は証券会社によって異なりますが、市場や業種、株式種類など複数の条件を指定して検索できるところが多いです。
銘柄を検索すると、会社情報や株価チャートなどを閲覧できます。

三菱UFJ eスマート証券の米国株式銘柄検索画面

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• 銘柄名またはティッカーを入力して検索ボタンをクリックしてください。業種での絞り込みも可能です。

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テーマ株とは、話題のテーマによって分類された銘柄（群）のことです。
注目されるテーマは、その時代ごとにさまざまなものがあり、次世代技術、社会問題、環境問題、政治、経済、教育、スポーツ、医療など多岐に渡ります。
例えば、2020年には新型コロナウイルス感染拡大の影響により、テレワークやコロナ治療薬、巣ごもり関連銘柄などがテーマ株として注目されました。
近年では、「量子コンピューター」「人工知能（AI）」「半導体」「マグニフィセント・セブン」関連の銘柄などもテーマ株に含まれるでしょう。

スポットライトを浴びたテーマ株には多くの資金が集まり、平均値を超える値動きを見せることもあります。
時には急騰することもあるので、短期間で大きな利益を狙いたい投資家に人気があります。
旬なテーマ株を選ぶには、注目されそうな商品や、世間で流行しそうなサービスなどを事前に予想しなければならないため、とにかく常日頃からアンテナを張り巡らせておくことが大切です。
ニュースや新聞、SNSなどを利用して、さまざまな情報を集めることで、テーマ株選びのヒントを得られます。
迅速で正確な情報収集を習慣化しておきましょう。

三菱UFJ eスマート証券の米国株式銘柄検索画面

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• テーマランキングをクリックすると人気のテーマやテーマ別騰落ランキングを確認できます。

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