重要

目論見書確認済みのお客さまに限り、お客様サポートセンター（お電話）にて債券の注文を受付けておりましたが、4/1以降WEBでの注文のみとなります。

債券とは国や地方公共団体、企業などが投資家からお金を借りるために発行する有価証券です。債券を購入することで、発行体にお金を貸すということになります。発行体はその見返りとして利子(クーポン)の支払いを行い、満期になると元本の返済を行います。

債券投資の魅力は？

安定した収益性：債券は、満期まで一定の金利分の利子を支払うことが約束されています。固定利付債の場合、金利変動に関係なく利子を受け取ることができます。

安全性：債券は数ある投資商品のなかでも比較的安全性が高い商品です。発行体が債務不履行に陥らない限り、定期的な利子収入があります。債券の価格が変動した場合でも、満期まで保有すると額面金額で戻ってきます。

流動性：債券は有価証券として売買が可能なため、満期前でもその時の市場価格（時価）で売却することが出来ます。ただし、債券価格は市場の状況によって日々変動しますので売却の際には注意が必要です。

株式と債券、何が違うの？

債券と株式は資金調達のために発行されるという点では目的は同じですが、債券はあらかじめ利率や満期日などが決められて発行されます。また、企業の業績に応じた配当が受け取る株式と異なり、債券は定期的に利子(クーポン)を受け取ることが可能です。

	株式	債券
収入	企業の業績に応じた配当が受け取る	定期的に利子(クーポン)を受け取る
元本確保	売却時の株価による	発行体が債務不履行(デフォルト)しない限り、元本は償還日に全額返済される。
リスク	元本保障がないため、価格変動リスクが大きい。	償還日まで保有する場合、価格変動リスクが発生しない。

債券は何で選ぶ？

債券は利回り以外にもチェックするべきポイントがいくつかあります。

満期までの期間：債券の格付けが同一の場合、満期までの期間が長い方が利率は高くなります。ただし、期間が長いほど価格の変動が大きくなるため、途中売却を検討している場合、注意が必要です。

発行体の信用度：債券の金利は、発行体の信用度に応じて設定されています。発行体の信用度は格付けを基準に判断することができます。

	S&P	Moody's	判断基準
投資適格	AAA	Aaa	信用力が最も高く、信用リスクが最低水準にある。
	AA	Aa	信用力が高く、信用リスクが極めて低い。
	A	A	中上位と判断され、信用リスクが低い。
	BBB	Baa	中位と判断され、信用リスクが中程度であるがゆえ、投機的な要素を含みうる。
投資不適格	BB以下	Ba以下	信用リスクが高く、投機的である。

• 格付定義は変更になることがあります。