自動売買 逆指値
株価が売買注文時から「指定の株価まで下落したら売り」「指定の株価まで上昇したら買い」とする自動売買のことです。 通常の指値注文と反対の形態であるため「逆指値注文」と呼ばれています。
逆指値があればロスカットもトレンドフォローも自由自在。損失の拡大を防ぎ、勢いに乗って利益を伸ばすような売買を目指すことが可能です。
- ※現物・信用取引の場合、株価以外にも、日経平均やTOPIXなどの指数の現在値を発注の条件とすることが可能です。
こんな時に使える!逆指値の活用法
勢いのある株は上がる途中で買う「上昇買い」
注目銘柄が以前つけた最高値を抜いたり、ボックス相場を突き抜けて上昇する、いわゆる“相場つきが変わった”ところを狙う場合にも、逆指値は有効です。
例えば「現在950円で1,000円まで上昇すれば買い」という逆指値注文を出しておけば、1日中相場をウォッチすることなく、自動的に相場の変動を捉えた買い注文が出せます。
損失が広がらないように下がったら売る「ストップロス」
例えば、持ち株が値下がりしている時や、買ってすぐに「現在1,030円の銘柄が990円まで値下がりしたら売り」という逆指値注文で、損失拡大を防ぐ(=ストップロス)売り注文が出せます。いわゆる“塩漬け”を回避して、効率的な運用が可能です。株式投資のステップアップ、まずは損失のコントロールからはじめましょう。
確実に利益を確保する「利益確定売り」
例えば持ち株が値上がりしている時、「800円で買った銘柄が現在1,000円の最高値をつけている。まだ上がると思うので持続したいが、900円まで値下がりしたら売り」の逆指値注文を出すことで、利益を確定させることができます。また1,200円まで上がれば1,100円という具合に、株価の上昇に合わせて逆指値を上げていけば、相場が強い限りは持続し、上昇力が弱まったところで売り注文が出せます。
もっと詳しく知ろう!動画で分かりやすく説明します
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損失回避と利益伸長の両方に活用できる「逆指値」について、約3分のストーリー形式でわかりやすくご案内します。
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自動売買・逆指値。耳にするけどよくわからない。そんな方のために、自動売買の基本的な考え方についてご案内します。
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株式は常に値下がりリスクを抱えています。売るに売れなくなってしまっては目も当てられません。このような状況に陥らないための安全装置が逆指値なのです。