自動売買　よくあるご質問

1. 全ての自動売買において、設定したトリガー（発注条件）に該当して発注される注文内容に関しましては、注文受付時に値幅のチェックは行われませんので、値幅以上の価格の入力が可能です。
   トリガー（発注条件）にヒットし、確定した指値がストップ高(安）の制限値幅を超えていた場合には、注文が失効(期限切）となりますのでご注意ください。
2. 当社自動売買システムにおけるトリガー（発注条件）判定と発注は市場から送信されるデータを元にしています。
   この市場から送信されるデータが遅延したり、トリガー（発注条件）判定において情報が不足する場合には自動売買が正しく機能することができません。

【例：市場からのデータが遅延+情報不足】
逆指値を発注していたが、逆指値のトリガー（発注条件）に該当した後、発注されるはずの指値が失効になった。
先物日通しの逆指値注文、21150円以上になったら指値22000円の買い注文
① 5:30:01.1171　　（夜間）大引けの値段で21150円をつけたため、取引所へ指値22000円を発注
②5:30:01.1202　　取引所から当社に「NCP時間帯によるエラー/受付時間外のエラー」を送信
※取引所から送られるデータからはNCP時間帯によるエラーと受付時間外エラーの区別をつけていないため、当社システムではNCPと判定
③5:30:01.1483　　当社ではNCPと判定したため、該当注文の期限切れを付与
④5:30:01.3711　　取引所から閉局通知（場が閉まった通知）を受信

当社自動売買システムにおけるトリガー（発注条件）判定と発注は市場から送信されるデータを元にしています。
この市場から送信されるデータが遅延したり、トリガー（発注条件）判定において情報が不足する場合には自動売買が正しく機能することができません。

【例：市場からのデータが遅延したケース】
Uターン注文で売却注文（返済注文）が買い注文（新規注文）の約定前の値段を基準として発注された。
買い注文（新規注文）を後場成行、売却注文（返済注文）を約定単価±W指値で約定単価+1円、約定単価-4円以下になったら成行、の自動売買。
①12:30:00.5427　買い注文（新規注文）の約定通知を東証から受信。(705円で約定)
②12:30:00.7865　売却注文（返済注文）注文を発注。
③12:30:00.8170　①時点の時価情報が東証から配信されておらず、直近(11:30:00時点)時価の700円を参照し、成行に訂正。(704円で約定)
④12:30:01.0675　①時点の時価情報を東証から受信。

買付可能額（建玉可能額）を超えて発注した時に表示されるエラーメッセージです。現物取引のみの場合は「資産管理」→｢買付出金可能額｣→｢買付・出金可能額｣画面で、信用取引口座を開設されている場合は、「資産管理」→｢買付出金可能額｣→「建玉可能額・買付可能額」画面で発注の可能額をご確認ください。

「2,800円以下になったら成行で買い」というご注文（指定成行）は、指定した銘柄の株価が2,800円をつけた時点で成行の買い注文が市場へ発注される仕組みになっています。そのため、指定成行の場合、発注時の市場動向によっては約定価額が指定した株価より高くなったり、安くなったりします。「指定」とは発注のタイミングを指定できるということで、発注自体はあくまでも「成行」注文ですので、ご留意ください。

「成行」「寄付成行」「引け成行」「IOC」「トレーリングストップ」「時間指定注文」はご指定いただけません。

「制限値幅自動値段調整機能」が設定された注文も、従来同様、3週間先まで注文期間指定が可能です。