取引所CFD(くりっく株365)の 基本と魅力

5分でわかる「くりっく株365」

(2023年7月18日東京金融取引所制作動画)

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取引所CFD(くりっく株365)の基本と仕組み

取引所CFD(くりっく株365)は、東京金融取引所が上場・提供するCFD取引(差金決済取引)です。
ここでは、差金決済取引の基本的な仕組み、価格形成の特徴、リセット方式など、取引所CFD(くりっく株365)を理解するうえで重要なポイントを解説します。

1.差金決済取引

取引所CFD(くりっく株365)は、現物の受渡しをおこなわず、売買価格の差額(差金)のみを授受して決済する取引です。このような決済方法を「差金決済取引」といいます。

たとえば、日経225(日経平均株価)が60,000円のときに「買い(買建て)」で取引を開始したとします。その後、価格が61,000円に上昇した時点で決済すれば、差額1,000円分が利益となります。
反対に、59,000円に下落した時点で決済すれば、1,000円分の損失となります。一方、60,000円のときに「売り(売建て)」から取引を始めた場合は逆の動きになります。価格が59,000円に下落して決済すれば1,000円分の利益、61,000円に上昇して決済すれば1,000円分の損失となります。
このように取引所CFD(くりっく株365)では、売買価格の差額(差金)によって損益が確定する仕組みとなっています。

ポイント

価格が上昇する局面でも下落する局面でも取引機会がある点が特徴です。

2.完全マーケットメイク方式

取引所CFD(くりっく株365)では、東京金融取引所が認定した複数のマーケットメイカーがリアルタイムで提示する買値(ビッド)と売値(オファー)の中から、最良気配(ベストビッド/ベストオファー)が自動的に選択され、取引画面に表示されます。
この仕組みにより、常に市場で最も有利な価格で取引できる、公平かつ透明性の高い取引環境が実現されています。

  • 各銘柄では複数のマーケットメイカーが常時レートを提示する仕組みとなっていますが、相場急変時などには、一時的にレートを提示するマーケットメイカーが1社のみとなったり、全てのマーケットメイカーがレート提示を停止する場合があります。

3.リセット(最終決済)

取引を長期間にわたり安定的かつ公正におこなうための仕組みとして、「リセット(最終決済)制度」が設けられています。
これは、原則として1年ごとに原資産(株価指数やETF)に連動して算出されるリセット値で保有ポジションを自動的に最終決済し、新しい取引期間へ切り替える制度です。

リセットのメリット
  • 長期保有によって生じる価格の乖離や不整合を防ぎ、常に原資産の実勢価格に近い状態で取引を続けられます。
  • リセット日があらかじめ決まっているため、投資計画や損益管理がおこないやすくなります。

リセットのスケジュール

各銘柄には、およそ15か月の取引期間が設定されています。
毎年9月に新しいリセット付銘柄が上場し、取引が開始されます。旧銘柄は、新銘柄が上場した同年12月にリセット(最終決済)を迎えます。
9月の新銘柄上場日から12月のリセット日までの約3か月間は、旧銘柄と新銘柄が同時に取引できる「重複期間」となります。この期間を利用することで、旧銘柄から新銘柄へのポジション乗り換えをスムーズにおこなうことができます。

  • ポジションの乗り換えは自動ではおこなわれません。乗り換えに伴う売買には所定の取引手数料がかかります。
リセットのイメージ

なお、リセット日においてリセットの対象となるポジション(両建てを含む)を決済する価格のことを「リセット値」といいます。リセット値は以下のとおり定められております。

株価指数 取引対象となる原資産の株価指数が同じである先物取引(リセットがおこわれる年の12月限のもの)の最終決済に係る価格の小数点以下を四捨五入した値
  • 日経225マイクロとラッセル2000は小数点2位以下を四捨五入した値
ETF 取引対象となる原資産ETFの12月第3金曜日の「一口あたり純資産額」の小数点以下を四捨五入した値
  • 銀ETFは小数点2位以下を四捨五入した値

取引所CFD(くりっく株365)の6つの魅力

様々な商品に投資できる

日経225、NYダウ、NASDAQ-100といった国内外の主要株価指数に加え、金や原油などを対象としたETFも取引できます。

少ない資金で取引できる

証拠金(資金)を担保としてレバレッジをかけることで、実際の資金以上の取引が可能になります。
また、現物株式とは異なり差金決済が認められているため、同一銘柄を同じ日に何度でも売買できます。

  • 大きな利益を狙える反面、大きな損失が発生する可能性もあるため、十分なリスク管理が必要です。

ほぼ24時間、さらに日本の祝日でも取引できる

日経225および日経225マイクロは、午前8時30分から翌朝午前6時まで(サマータイム期間中は午前5時まで)ほぼ24時間、日本の祝日でも取引できます。

買いポジションは配当相当額、売りポジションは金利相当額が受け取れる

株価指数の構成銘柄に配当が発生した場合や金利の影響により、ポジションに応じて配当相当額および金利相当額の受払いが発生します。
買いポジションを保有している場合は、指数に基づいて算出された配当相当額を受け取る一方で、金利相当額を支払う必要があります。
一方、売りポジションを保有している場合は、金利相当額を受け取る一方で、配当相当額を支払うことになります。

買いポジション売りポジション
配当相当額受取り支払い
金利相当額支払い受取り

下落相場でも利益を狙える

買いだけでなく売りからでも取引を始められるため、相場が下落する局面でも利益を狙うことができます。
また、保有している現物株式の価格下落リスクを、売りポジションを活用してヘッジすることも可能です。

海外指数を「円」で取引できる

すべての海外株価指数を円貨(円建て)で取引できるため、為替変動を気にすることなく、株価指数そのものの値動きに集中できます。

取引所CFD(くりっく株365)と他の商品との違い

くりっく株365と他の金融商品との違いについて紹介します。

  • 東京金融取引所のウェブサイトへ遷移します。

取引所CFD(くりっく株365)安心・安全のポイント

証拠金の「全額保護」制度

取引所CFD(くりっく株365)を取り扱う証券会社は、法令に基づき、お客さまからお預かりした証拠金を全額、東京金融取引所へ預託しています。そのため、万が一証券会社が倒産した場合でも、お客さまの資産は取引所を通じて原則として全額が保護されます。

自動ロスカットルール(損失の拡大を防ぐ仕組み)

取引所CFD(くりっく株365)では、取引口座の有効証拠金が必要証拠金額の75%を下回ると自動ロスカットが発動します。 これは、お客さまの損失が過度に拡大することを防ぐための仕組みです。
なお、市場急変時にはロスカット水準を下回って約定する場合があります。

くりっく株365 入門ガイドブック

「くりっく株365」の取引の仕組みや特徴などについて、投資初心者の方にも簡単にご理解いただけるよう、わかりやすく解説しています。

「くりっく株365」入門ガイドブック(PDF形式:約18.7 MB)(2024年9月改訂)

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