フル板発注や発注パネルでは「○○円になったら成行で発注」といった逆指値(成行)と、「○○円になったら指値○○円で発注」といった逆指値(指値)が可能です。
「○○円になったら成行」で発注する逆指値のことです。
例:573円で買建てたA株が今後下落して568円になるようであれば損切りのため成行で返済したい。
逆指値-成行
その後、悪材料が出て568円まで下落したとしても、逆指値を入れていたため、568円の株価がついた時点で成行の返済注文が発注され、約定することによって、傷が浅いうちに損切りができることになります。
※逆指値(成行)の場合は、注文がマーケットに発注された際に、仮に価格が568円になっていた場合は、約定値が567円や566円といった約定すべりの可能性があります。「多少の約定すべりは構わない、損切りをすることが第一優先」といった場合に使用します
「○○円になったら指値○○円」で発注する逆指値のことです。
例:573円で買建てたA株が今後下落して568円になるようであれば損切りのため返済したい。ただし568円より安くは売りたくない。
逆指値-指値
その後、悪材料が出て568円まで下落したとしても、逆指値を入れていたため、568円の株価がついた時点で指値568円の返済注文が発注され、タイミングよく568円で約定できれば、傷が浅いうちに損切りができることになります。
※逆指値(指値)でトリガーと「指値」が同じ価格の場合は「568円をつけた時に指値568円を発注」となり、指値568円注文がマーケットに発注された際に、すでに567円になっていた場合、すでに発注価格よりも安くなってしまっているため、再度568円に上昇しない限り約定しないことも考えられます。
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