割安銘柄を買い、割高銘柄を売ることにより、全体相場が上でも下でも利益を狙う手法を「ペアトレード」(サヤ取り)と言います。値動きが似ている or 相関関係にある銘柄間で価格差を狙う手法です。
上記は普段似た動きをする同業種の2銘柄ですが、直近では左は上昇、右は下落と乖離した状態になっています。このような場合、いずれ乖離差が縮小する可能性がありますので、割高な①を売り建て、割安は②を買い建て、やがて乖離差が縮まった時に両方返済します。
組み合わせる銘柄は会社規模も近いほうがベターです。同業種だけでなく、「内需×外需」などの乖離差でも使えますよ。
また、「一目均衡表」などのテクニカル指標で強い方を買い、弱い方を売るという手法もあります。
雲の上にあれば強気=買い、雲の中・下なら、弱気だから=売り
上図の2つのチャートは、同業種の異なる銘柄を同期間設定で一目均衡表で表示したチャートです。
左の銘柄は①②で雲の上限を上回っていますが、右の銘柄は①では雲の下、②でも雲の中なので、値動きは似ているけど左の銘柄の方が一目均衡表では強そうですね。これを素直に受け止めて、左の銘柄を買い建て、右の銘柄を売り建てるという手法もあります。
上手くいけば両方利益ということもありますが、逆に両方損失となる可能性もありますので、ロスカットを入れておきましょう。この場合ロスカットラインの目安はどちらも雲の上限です。左の銘柄が雲の上限を下回りそうなら売り返済、右の銘柄は雲の上限を上回りそうなら買い返済をします。
あくまで1つの例ではありますが、こういう考え方/手法もありますのでご参考にしていただければと思います。
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