制度信用取引は6ヶ月以内に返済をしなければならないため、6ヶ月周期でリズムを形成する場合があります。うまくハマる銘柄や場面においては今後の株価動向を読み解くヒントとなる場合があります。
信用取引には、取引所の制度やルールに基づいて行われる「制度信用」と、証券会社がルールを決めて行われる「一般信用」があります。ここでは詳細まではご紹介しませんが、制度信用は最長6ヶ月期日、当社の一般信用は最長10年期日となっています。
株式はこの制度信用の6ヶ月期日というスパンでのリズムを刻みやすいと言われていますが、これがズバリはまるケースもあれば、あまり関係ないケースもあります。信用残が少ない、信用残の増減の変化が乏しい、といった銘柄はあまり影響ないでしょう。信用残が多く、買残売残が激しく上下するような銘柄の場合、高値安値、出来高のピーク、などから約6ヶ月というタイミングは相場の転機(転機とは反転だけでなく加速がつく場合も含みます)となる可能性があります。
株価、出来高、信用残、これらは値動きと需給の動向を見る上でもっとも大切なポイントであり、売買のタイミングが重要な短期中期での売買を行う上で、必ずチェックしておきたい項目です。
できるだけ多くの銘柄を長い期間見続けていくことによって、これらのパターンや例外を覚えることができるようになります。多くのパターンや例外を覚えることができれば、タイミングの判断力もより精度の高いものとなります。
一般的には高値安値等が発生したところをベースに考えていきましょう。信用残がこれだけ増減する銘柄の場合、6ヶ月期日のリズムも発生しやすいと言えます。
①②では株価が下がり続けているため、割安と感じた買い方やナンピン等で買残が徐々に増加しています。
③の手前で短期の株価上昇がありますが、すぐに利益確定の売りと6ヶ月周期の買残解消の返済売りも入り株価が下落③。また、急に下落に転じ移動平均線を割ったため、売残も増えています。④では③の買戻しと純粋な買いが入り出し、株価上昇が継続しています。
⑤は④から約6ヶ月ですが、売残は減っておらず、買い戻しによる一段高も考えられ、相場の転機が訪れている可能性も・・・?といった見方もできます。
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