逆イールド
- 読みぎゃくいーるど
- 分類債券
意味
イールドカーブ(利回り曲線)で信用リスクと通貨が同一の債券の利回り曲線が右肩下がりになっている状態のことを指します。つまり、期間が長くなるほど金利が低下する減少であり、「短期金利>長期金利」となっている経済状況を指します。対義語は「順イールド」で通常の経済状況では金利は順イールドとなることが多いです。
日本では、逆イールドが確認されたのは1989年から1991年にかけてのバブル崩壊後で、この時期は将来的な景気の悪化による政策金利、長期金利の将来的低下が容易に予測されたためです。また、アメリカでも2006年ごろには政策金利(短期金利・FFレート)よりも、10年の米国債(国債)の金利の方が低いという逆イールド状態となっていました。
逆イールドが発生する条件としては「目先のインフレ懸念が強い」「短期金利が急騰している」などがあげられます。
関連ワード
三菱UFJ eスマート証券株式会社 金融商品取引業者登録:関東財務局長(金商)第61号 銀行代理業許可:関東財務局長(銀代)第8号 電子決済等代行業者登録:関東財務局長(電代)第18号 加入協会:日本証券業協会・一般社団法人 金融先物取引業協会・一般社団法人 日本STO協会・一般社団法人 日本投資顧問業協会・一般社団法人 第二種金融商品取引業協会(加入順)