相続欠格
- 読みそうぞくけっかく
- 分類相続
意味
相続で優位になるために罪を犯したり、被相続人を恐喝などして自分に有利な遺言を書かせたりするのは、欠格事由に該当し、相続権を失います(相続欠格)。欠格事由に該当するのは主に次の場合です。
1.故意に被相続人、先順位の相続人を殺害した者、または殺害しようとし刑に処せられた者
2.被相続人が殺害されたのを知っていながら告発、告訴しなかった者(ただし判断能力が無い者や、殺害者が配偶者または直系尊属の場合は除く)
3.詐欺や脅迫により被相続人の遺言を妨害した者
4.遺言書を偽造、破棄、隠匿した者