フィンテック&ロボ特集
目次
お金の未来を変える?フィンテックとは
フィンテック(Fintech)とは、「金融(Financial)」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、最先端技術を活かした金融サービスを指しています。フィンテックは、2008年の世界金融危機(リーマン・ショック等)により解雇された従業員がベンチャー企業を立ち上げ革新的なサービスを提供したことを発端に、米国を中心に普及が進んだとも言われています。
日本でも、ロボアドバイザーや電子決済等をはじめに普及しつつあり、今後のフィンテック市場の拡大が期待されます。
図1 金融サービスの技術変遷
人間の未来をも変えうる?注目されるロボットの市場拡大
先進国中心に高齢化が進んだこと等により、注目されるロボット市場。日本でも政府、官庁、民間が一体となってロボットの利活用を進めつつあり、これに伴う規制緩和も期待されているようです。こうしたなか、ロボット産業は幅広い分野での活用される見通しであり、2035年には2015年の市場規模の約6倍まで成長すると言われています。
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図2 日本のロボット革命で目指す3つの柱
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図3 2035年までのロボット産業の将来市場予測
【ご参考】人間とロボは共存するのか? ~ロボットクリエーター 高橋氏にインタビュー~
囲碁やチェスなどのゲームで、AIが人間に勝利したというニュースを聞いたことがあるだろうか。
こうした部分だけを切り取ってロボットが人間に勝るといった考え、AIに仕事を奪われる恐怖、さらには人間がロボットに支配されるといった類の話題がたびたび上がる。
人間とロボットの関係について高橋氏は明確な答えを持つ。それは、人間とロボットには、それぞれ得手・不得手があるということ。例えば、ロボットは大量のデータから、何かを探したり、識別するのが得意であり、目的が明確なものに対して取り組みやすいといえる。
一方、人間のように不明確なタスクをマルチにこなせるロボットはできないと高橋氏は考えており、ロボットが得意な分野はロボットに任せ、人間が得意な分野は人間が行うといった、棲み分けをすれば良いという。
ファンドアナリストがロボット関連投信を徹底分析!
「ロボット関連企業に投資するファンドといっても、違いがよくわからない」という方の声にお応えし、当社ファンドアナリストが徹底分析してみました!運用会社からのアピールコメントもいただいておりますので、ぜひチェックして下さいね。
当社取扱ロボット関連投信の一部をご紹介
ノーロードならこれ!ロボット事業への携わりがどこまで深いかを見極める本格派…「iTrustロボ」
ピクテ投信よりアピールコメント
- ①ロボのピュリティ(純度)
ロボ事業を行っていても収益に貢献する比率が低い株式には投資しないこだわりがあります。
- ②アドバイザリーボードを設置
当ファンドの運用は業界の元CEOや学会の専門家からなるアドバイザリーボードを設け、業界の最新動向について意見交換し、専門家の知見と情報をとり入れながら運用を行います。
- ③購入時手数料ゼロ円、業界最低水準の信託報酬
iTrustロボは、相対的に安いコストでアクティブ・ファンドを投資家のみなさまにご提供します。
ファンドアナリストの視点
ロボット関連企業といっても、その事業比率がどの程度なのかは専門的な視点でみないと判断しづらいもの。多くのロボファンドがある中、その点に強いこだわりをもった運用しているのが同ファンドです。
購入時手数料がノーロードな点も◎。
ご参考
中小型株式にも積極投資するのは…「ロボット・テクノロジー関連株ファンド」
大和投信よりアピールコメント
当ファンドは、
「作る」(製造工程を監視制御するシステム開発企業等)、「運ぶ」(自動運転技術向けの自動車部品の企業等)、「助ける・守る」(ロボット外科手術を手掛ける企業等)という3つのテーマに着目しています。
成長期待の高いロボット関連産業の企業に投資を行うことでファンドの成長をめざしてまいります。
ファンドアナリストの視点
自動化が進むテーマに着目した銘柄選定と中小型株式にも積極的投資を行うため、他のファンドに比べると、ややアグレッシブな印象を受けますね。
中小型運用を得意とするアクサの運用手腕に期待されます。
幅広い地域分散&大型株式中心なのは…「グローバル・ロボティクス株式ファンド」
日興アセットよりアピールコメント
「トランプ氏が何を言っても関係ない」
-それが私たちの「ロボティクス」に対する考えです。
それは、労働力減少という世界の課題にAI・IoT、そして駆動技術(狭義のロボット)による「自動化」で応える、必然性に裏付けられた息の長いテーマだからです。
ファンドアナリストの視点
ロボ関連投信の火付け役といえば、同ファンドです。大型銘柄を中心とした組入れと、投資地域も分散している点で、他ファンドに比べると、相対的に安定した値動きが期待されます。
為替ヘッジありコースも新たに登場し、選択肢が多いのも特徴といえますね。
フィンテック関連ファンドもピックアップ!
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ご注意事項【投資信託について】
お客さまにご負担いただく費用等の合計額については、お申込代金や保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。くわしくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。上記グラフ等は過去の実績・状況であり、将来の運用状況・成果等を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。上記内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。投資信託の購入は、基準価額の変動により元本を割り込み損失を被ることがあります。お取引の際は、目論見書、約款・規程集および 契約締結前交付書面等をよくお読みいただき、商品特性やリスクおよびお取引ルール等をよくご理解の上、ご自身のご判断で無理のない資産運用を行ってください。