投信のメリット・デメリットを理解して、
賢く投資しよう
投信業界にテクノロジーを持ち込んだロボットオタク
愛読書である目論見書と月報を自動作成するロボットを開発中
投資信託とは、みなさんが少しずつ投資したお金を、運用の専門家（プロ）が 国内外の株式・債券等に分散投資・運用し、利益をみなさんに分配する金融商品です。
個人投資家では投資しにくい国や地域の株式・債券等にも投資できて便利な一方、株式とは異なり、場合によっては一年に複数回（例えば4回や12回）の決算や、株式における配当とは異なる分配金というものが存在するため、一部換金・追加買付・受取分配金等を含めたトータルの損益（トータルリターン）の把握が難しくなっています。
私たちの長期的な資産形成を考えると、投資信託を上手に活用した賢い投資が必要ですが、こうした投資信託特有の「しくみ」を正しく理解した上で投資することが何よりも大切です。投資信託が持つ「しくみ」を一緒に理解しましょう。
投資信託の保有期間に応じてかかる費用が「信託報酬」です。みなさんは毎日、投資信託の残高からこの信託報酬が差し引かれていることをご存知でしょうか？ みなさんが特に意識をしないままに信託報酬を支払う「しくみ」となっていますが、実際にはトータルリターンに対する影響は無視できないものです。「信託報酬」が運用成績に与える影響を確認しましょう。
みなさんが株式を購入した企業の場合には、決算というものがあります。投資信託の場合も、そうした企業と同じく定期的に決算が行われます。この決算時に投資家に支払われるのが、投資信託の「分配金」です。 株式の配当と似ているこの「しくみ」ですが、違いをご存知でしょうか？ 「分配金」の還元の「しくみ」が運用成績に与える影響を確認しましょう。
みなさんは、投資信託の基準価額がどのような要因によって変動しているか、その「しくみ」をご存知でしょうか？ 投資信託は株式、不動産、債券など様々な資産に投資しています。それぞれの資産は、金利、為替、株価、物価などの様々な市場価格に応じて価格が変動するため、基準価額もそれらの影響を受けます。この「市場価格」の変動が運用成績に与える影響を確認しましょう。
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