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先物・オプション取引に「リアルタイム証拠金余力」機能追加のお知らせ

2024年11月27日 [お知らせ]

2024年11月29日(金)夕刻よりPC版の先物・オプション取引の残高照会画面に「リアルタイム証拠金余力」機能を追加いたします。

「リアルタイム証拠金余力」機能の追加

  • 先物評価損益やネットオプション価値(NOV相当額)はリアルタイムの時価で計算(※)
  • 現時点で証拠金にどれくらい余裕があるのか、オプション建玉の決済時に受払いするプレミアムの把握に便利
  • ネットオプション価値(NOV相当額)とは、オプション買建玉のプレミアムの総額からオプション売建玉のプレミアムの総額を差し引いた金額のことをいいます。

先物評価損益やネットオプション価値(NOV相当額)はリアルタイムの時価で計算

リアルタイム証拠金余力は、先物評価損益とネットオプション価値(NOV相当額)をリアルタイムの時価で計算します。現在は日中セッションの引け後にJSCC(日本証券クリアリング機構)から公表される清算値にて評価していますが、これをリアルタイムの時価で計算することにより、現時点の証拠金余力やNOV相当額が一目でご確認いただけます。

■ リアルタイム証拠金余力画面(PC版の「資産管理」>「残高照会」>「先物・オプション」にてご利用いただけるようになります。)

先物評価損益やネットオプション価値(NOV相当額)はリアルタイムの時価で計算

①必要証拠金はVaR証拠金からリアルタイムの時価で計算されたネットオプション価値(NOV相当額)を差し引き算出します。必要証拠金がマイナスとなる場合は「0」として計算します。
②先物評価損益、NOV相当額は当該画面表示時または更新ボタン押下時に取得する直近の値(直近の値がない場合は「清算値」を適用)をもとに算出します。
③証拠金余力(合計)は受入証拠金(合計)から必要証拠金を差し引いた金額に先物評価損益から先物諸経費を差し引いた金額と未決済損益を加算して算出します。
証拠金余力(内現金)は受入証拠金(内現金)に先物評価損益から先物諸経費を差し引いた金額(プラスの場合は「0」として計算)と未決済損益(プラスの場合は「0」として計算)を加算して算出。証拠金余力(合計)と比較し、いずれか小さい方を採用します。

現時点で証拠金にどれくらい余裕があるのか、オプション建玉決済時に受払いするプレミアムの把握に便利

■ 現時点で証拠金にどれくらい余裕があるのかの把握に便利
先物評価損益とネットオプション価値(NOV)がリアルタイムの時価で計算されるため、建玉に変更(新規建て、建玉の決済)した際や相場が大きく変動した際など、証拠金にどれくらい余裕があるのかが分かりやすくなります。

■ オプション建玉決済時に受払いするプレミアムの把握に便利
ネットオプション価値(NOV)はオプション建玉をすべて決済したときに受払いするプレミアムがどれくらいなのかを表す値となります。これをリアルタイムの時価で計算することにより、現時点でオプション建玉をすべて決済したときに受払いするプレミアムがどれくらいなのかが分かりやすくなります。

リアルタイム証拠金余力のご注意事項

  • 証拠金余力はあくまでも現時点の評価であり、日中セッション終了後の清算による結果を保証するものではありません。
  • 日中セッション終了後の清算により発生した証拠金不足金額は「資産管理」>「買付出金可能額」>「先物・オプション建玉可能額」画面の「必要入金額/不足金額」をご確認ください。
  • 証拠金余力は建玉可能額や振替可能額の増減を表示するものではありません。建玉可能額や振替可能額は「資産管理」>「買付出金可能額」>「先物・オプション建玉可能額」画面の「余力情報」をご確認ください。
  • 証拠金不足が発生した後、建玉の返済や相場変動により証拠金余力がプラスになったとしても証拠金不足の解消にはなりません。
  • 証拠金余力(内現金)がマイナスの場合、証拠金不足(現金不足)となります。

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