11月5日から東証の取引終了時刻は15時30分になります

2024年10月2日 [お知らせ]

11月5日(火)から東京証券取引所における現物市場の取引終了時刻は従来の15時から15時30分に延伸されます。また、大引けの売買について、クロージング・オークションを導入し、売買が成立しない注文受付時間を15時25分から5分間設けた後、15時30分に板寄せを行うようになります。
詳細は日本取引所グループサイトをご確認ください。

参照
東証公式株式サポーター 株式取引編(2024年11月5日以降)

取引時間延長の背景

取引時間の延長により、投資家の売買機会を増やすことが可能となります。また、システム障害が発生した場合でも、当日中に取引機会を確保できる可能性が高まります。

延伸後の取引時間のイメージ

株式等

延伸後の取引時間のイメージ

先物オプション

延伸後の取引時間のイメージ

なお、今回の変更にあわせて、立会外取引(ToSTNeT)やデリバティブ市場の一部商品についても取引時間が変更されます。詳しくは、日本取引所グループサイトをご覧ください。

クロージング・オークションとは

クロージング・オークションとは後場のザラバ終了後に注文受付時間を設け、その後大引けの板寄せを行う仕組みであり、海外の取引所でも導入されている制度となっています。昨今、大引けの売買の重要性も高まるなか、終値形成における透明性の更なる向上を目的として東証でも導入されることとなりました。
東証ではこれまで後場のザラバ終了後すぐに板寄せを行っていたところ、クロージング・オークション導入後は15時25分から5分間、売買は成立しない注文受付時間が設けられ、この間、寄り付き前と同様に売買注文の状況(板状況)が配信されます。その後、取引終了時刻の15時30分に板寄せが実施されるようになります。

クロージング・オークション導入後のイメージ

クロージング・オークション導入後のイメージ

提供:東京証券取引所

ご注意事項

  • プレ・クロージング中のIOC注文は注文の受付は行いますが発注後にエラーとなります。
  • プレ・クロージング中に引け条件付注文を発注した場合は即時に有効な注文として板に取り込みます。
  • プレ・クロージング中に不成注文を発注した場合は即時に成行指定の注文として扱います。
  • プレ・クロージング中の不成注文の値段変更は登録エラーとなります。
  • 引け条件注文はプレ・クロージング開始時に板に取り込まれます。
  • プレ・クロージング中に板に登録された注文は、プレ・クロージング開始よりも前に発注された引け条件付注文及び不成注文とともに同時呼値注文として取扱います。
  • その他詳細なFAQはJPXサービスデスクシステム仕様(arrowhead4.0)をご参照ください。

ページの先頭へ戻る

ページの先頭へ戻る