自然言語解析AIにより広告物の審査を自動化
~情報配信におけるリーガルチェックへのAI応用検証~

2018年11月1日 [お知らせ]

この度、カブドットコム証券株式会社はAI/IoTソリューションベンダーのAutomagi株式会社(代表取締役社長:櫻井 将彦、本社:東京都新宿区)と、AI・機械学習の広告審査への応用について実証実験を実施いたしました。今後、実用化に向けて精度の向上を図っていく予定です。

Automagi社の自然言語解析AI「AMY™(※1)」は独自で構成した一般辞書・概念辞書を既に持っており、さらに当社の広告審査ノウハウを学習させることで、お客さまに向けた広告や各種情報コンテンツ配信時の審査業務に活用することが本実験の目的となります。

実験内容と目的

今回の実験では、AIに、広告審査指針と金融用語を元に作成した審査データを機械学習させることで、テキストデータ化された過去の広告審査対象文書から問題抽出、リスク提示が可能かを検証しております。また、検証結果に対するフィードバックを学習させることで、精度の向上を進めます。

昨今の金融業界では一般消費者のニーズや金融商品の多様化のため、これまで以上にお客さまへの適切で丁寧な商品説明や対応が求められています。また、フィデューシャリー・デューティーや働き方改革を意識した業務運営も考慮する必要性に迫られており、このような環境下、当社においてもお客さまに有用な情報を提供する際、「営業員が作成した広告物の審査・管理」や「アナリストが解説した情報」を、広告審査指針等に照らし、複数の人間が時間をかけて審査をするという、膨大な業務負担が生じているという現状があります。

AI導入で審査時間を縮小し広告作成業務を効率化することで、人的リソースをコンテンツの充実化に多く割り当てて、お客さまにより価値のある情報をご提供することを目指します。

  • 広告審査指針:日本証券業協会「広告等に関する指針」

ロードマップ

当該ソリューションは、商用展開も予定しています。また、将来的には画像を含めた原稿イメージでの審査、発話情報のリアルタイム審査等への応用を目指します。

ロードマップ

共同開発を行ったAutomagi株式会社について

会社概要

Automagi株式会社は、通信キャリア向けの大規模ユーザシステムやAI技術を活用した不動産企業・金融機関などへのサービスの提供などを担当し実績としています。これら自社開発ノウハウを活かし、AIやIoTのソリューションの開発・提供をしています。

AIソリューション「AMY™」について

Automagi株式会社が、通信キャリア会社向けエージェント開発などで培ったAI技術・知見をベースに開発した、法人企業が抱える課題を解決するためのAIソリューションです。

人手・知識の必要なマンパワー依存型の運用業務について、最新の機械学習技術と自然言語処理技術を活用し、業務ナレッジの知識データベース化・過去事例の検索推定技術の提供、運用負荷を低減するワークフローの自動処理化をおこなうことにより、企業の運用負荷を大幅低減・省力化します。

  • ※1AMY™はAutomagi社の登録商標です。

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