EVERチャート
EVERチャートおすすめの使い方
チャートを自分好みにカスタマイズしたい
EVERチャートはカスタマイズ性に優れたチャートツールです。
例えば
- 背景色
- ローソクの色
- 各種テクニカルの色
- テクニカルのパラメータ
- 表示期間
など、お好みの状態に設定できます。
背景色の選択(ライト/ブルー/ブラック)
背景色は右上の歯車マークから設定いただけます。
チャートの色、テクニカルのパラメータなど
こちらのチャートは背景色、ローソク足の色、表示期間、テクニカルの色をカスタマイズし、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、価格帯別出来高、出来高、ストキャスティクス、サイコロジカル、モメンタム、MACDを表示し、トレンドライン、フィボナッチを描写した例となります。
ここまでカスタイズしてしまうとごちゃごちゃして分析どころではないかもしれません。
チャート分析としては悪い例ですが、高いカスタマイズ性を実感いただけます。
お気に入りのテクニカルを登録したい
チャート分析に正解はなく、人によって様々な分析が行われています。
それぞれお気に入りのテクニカルや、テクニカル分析の設定があることでしょう。
例えば移動平均線一つとっても、2日線と25日線を利用する方もいれば25日線と50日線、10日線と20線など、様々な好みがあります。
前項で掲載したようにEVERチャートのカスタマイズ性は様々なパラメータ設定に対応しております。
また、設定したテクニカル設定やパラメータ設定はレイアウト保存することにより、いつでも、どの銘柄でも呼び出すことができます。
試しに前項で作った悪い例のチャートレイアウトを保存してみましょう。
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①ヘッダーメニューのチャートレイアウトボタンを選択します。
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②表示されるレイアウト設定画面からレイアウト保存を選択し保存します。
合計10個までレイアウトが保存できます。
今回はレイアウト10を選択しました。
レイアウト名変更を選択して名前を変更することもできます。今回はTESTレイアウトとしました。
次に別の銘柄TESTレイアウトを呼び出してみましょう。
- ①別の銘柄でヘッダーメニューのチャートレイアウトボタンを選択します。
-
②先ほど登録したTESTレイアウトを選択します。
先ほどのレイアウトを呼び出すことができました。
トレンドラインをチャートに書きたい
EVERチャートではチャート上にラインなどを書き込むことができる描写ツールを利用できます。
「トレンドライン」、「フィボナッチ」、「ペンタゴン」に対応してますが、もっとも利用されるのはトレンドラインでしょう。
トレンドラインとは値動きの方向性を探るためにチャート上に線を引く「トレンドライン」は古くから親しまれてきたテクニカル分析です。
一般的には高値と高値を結んだ線や安値と安値を結んだ線を引きます。
ここではトレンドラインの描写方法をご紹介します。
- ①ヘッダーメニューの鉛筆マーク「描写ツール」からトレンドラインを選択します。
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②ラインとスタート地点をクリックします。次にラインの終着地点をクリックします。
一度引いた線は微調整したり色を変更したりすることができます。
上記では日経平均株価がちょうどトレンドラインにぶつかったところですね。
押し返されるか突破できるか、気になるところです。
トレンドライン保存機能搭載
一度引いたトレンドラインはEVERチャートを閉じて再度立ち上げても、あるいは日足週足などを切り替えても表示され続けます。
前項で日足にトレンドラインを引いたチャートを週足に変更してみます。
週足に変更しました。
日足で引いたトレンドラインはそのまま表示されてます。
別ウィンドウで開いても、あるいは一度閉じて再度開いても、削除しない限りはトレンドラインが表示され続けます。
トレンドラインの色の変更も可能です。
シミュレーション機能で銘柄に適したテクニカル分析を探りたい
お気に入りのテクニカル分析を見つけたら、果たしてそのテクニカル分析による取引を行った場合に利益を出すことができるのか、あるいはどの銘柄であればそのテクニカル分析と相性が良いのか、気になるところだと思います。
EVERチャートでは自分で決めたストラテジー(取引ルール)に従って、過去のデータを用いてどの程度のパフォーマンスが得られるかをバックテストするシミュレーション機能を実装しています。
- 利用方法の詳細は操作ガイドシミュレーションページよりご確認ください。
ここではシミュレーション機能の利用例をご説明します。
利用例
5日線と25日線のゴールデンクロスで買って、10%上昇したら利益確定したい。5%下落したら損失確定したい。
この戦略を実施した場合、過去の値動きでは利益が出ただろうか。
上記のように考えたとします。
KDDI(9433)でシミュレーションしてみましょう。
- ①左上の+ボタンからシミュレーションを選択します。
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②サインプルストラテジーが表示されていますので適当なものを選択します。
今回は移動平均線が含まれているトレンド追従2を選択します。
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③シミュレーションの条件を下記のように設定します。
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④買の条件を下記のように設定します。
-
⑤今回は売りの条件はチェックを外してシミュレーションを実行します。
右側にシミュレーション結果が表示されます。
今回の設定はKDDI(9433)の過去の値動きと相性が悪くなさそうです。
別の銘柄でも試してみましょう。
「条件を再設定する」ボタンをクリックすると再設定ができます。
銘柄を・三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)に変更して再度シミュレーションを実行します。
こちらでも悪くないシミュレーション結果となりました。
このように様々なシミュレーションを実行できる機能となります。
複数の銘柄や指数と個別銘柄をチャート比較したい
株式投資をしていると同じ業種の銘柄同士だとどちらが上昇しているか、気になっている銘柄が日経平均株価に対して上昇しているのかが気になることがあります。
そんな時に便利なのかEVERチャートの比較チャート機能です。
今回は大手通信3社の週足チャート比較を試してみます。
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①ヘッダーメニューの「比較銘柄を選択」ボタンから比較したい銘柄を追加していきます。
NTT(9432)とソフトバンク(9434)を追加しました。
これでKDDI(9433)と3銘柄の比較ができます。 -
②ヘッダーメニューの「OFF」の表示の箇所から比較チャートを選択します。
比較チャートの種類
- 相対比較
チャート画面の左端を基準として各銘柄の騰落率を比較します。
メイン銘柄の左端に当たるデータが存在しない銘柄は、最古のデータを基準とします。 - 絶対比較
同じ価格軸で各銘柄の値動きを比較します。
- 倍率比較
同じ価格軸で各銘柄の値動きを比較します。
今回は相対比較を実行してみます。
相対比較を実行しました。
KDDI(9433)とNTT(9432)は類似する動きですが、ソフトバンク(9434)がやや出遅れているようですね。
値動きの良いKDDI(9433)やNTT(9432)に投資をするのか、今後出遅れの修正があることを期待してソフトバンク(9434)に投資するか、などの投資判断に役立てることができます。
指数と比較した強さを見たい
同業種同士を比較したところで今度は日経平均株価との値動きの違いが気になってきました。
次に同じ手順で指数との比較を実行してみます。
日経平均株価との比較を実行しました。
直近では日経平均株価より上昇していることが分かります。
日経平均株価などの株価指数との比較では対数比較でも見てみても違う発見があるかもしれません。
対数比較を実行しました。
チャートが上に行っているときにはKDDI(9433)が日経平均株価よりパフォーマンスが良く、下に行っているときは逆ということが分かります。
日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)の対数比較チャートを作れば、いわゆるNT倍率チャートを表示することもできます。
お気に入りの銘柄を登録したい
いつもチャートをチェックする銘柄がたくさんあるという方は多いと思います。
EVERチャートではお気に入りの銘柄を銘柄リストへ登録することができます。
10のリストに25銘柄ずつ、最大250銘柄の登録ができるのでお気に入りの銘柄を網羅することができるのではないでしょうか。
- 操作方法の詳細は操作ガイド銘柄リストページでご確認ください。
スライドショー機能
銘柄リストに登録した銘柄は、リストの▶(再生)ボタンをクリックするとスライドショーのように自動的に切り替わって表示されます。
別の作業をしながら複数の銘柄を”ながら”でチェックするのに便利な機能です。
ツールを使うには
auカブコム証券の口座をお持ちでない方
まずは口座開設が必要です。