株っていくらぐらいで買えるのでしょうか?
100万円以上の大きな資金が必要だとイメージする人も多いでしょう。
実際は10万円未満の資金で買える株も多くあります。
📌 この記事で学べること
- 株式投資を行うために必要な資金
- 金額別で買付できる株の例
株式はいくらから買えるのか、コストは
1. 株価とは?
株価とは、株式1株あたりの価格のこと
1株、数円の銘柄もあれば、数十万円の銘柄もある
株価が上がる(買いたい人が増える)条件の例
- 企業の業績発表が良かった場合
- 新製品・サービスがヒットし売り上げが伸びた場合
業績が良く、ヒット商品が多くなおかつ誰もが知るような企業の株は、みんながその企業の株式を欲しがり株価が上昇しやすい傾向に
株価が下がる(売りたい人が増える)条件の例
- 業績が悪かった場合
- 新製品・サービスが期待外れで売り上げが伸びなかった場合
📌 株価は、投資家からの需要と供給によって決められる
📌 業績やニュースにより買いたい人と売りたい人のバランスに変化があれば株価は変動
2. 単元とは?
1株あたりの株価が1,000円の企業があったとして、その株式を買うためにはいくら必要でしょうか?
📝 日本株は原則として100株単位での売買
1株1,000円 × 100株単位 = 100,000円(最低買付金額)
売買単位→単元(たんげん)
100株以下は単元未満株
👉 最低購入額:株価に100を掛けた金額
バラバラだった単元が統一された
2018年10月1日に内国株の売買単位は100株に統一されました。それ以前は1株単位や1,000株単位など、企業ごとに最低単位がバラバラでした。
100株に統一されたことによって最低購入額が低くなり、個人投資家も購入し易くなりました。
3. 株式の購入金額の計算式
実際に株式を購入する場合に必要な資金について、解説していきます。
📝 株式の購入に必要な資金
株価×購入する単元(購入する株数)
購入金額を計算してみよう
例1)三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の株式を購入する場合
2022年10月20日の株価:690円
690円(株価)× 100株(購入株数)= 69,000円
つまり、三菱UFJフィナンシャル・グループの株式を購入するには、約69,000円の資金が必要です。
例2)ソニーグループ(6758)の株式を購入する場合
2022年10月20日の株価:9,725円
9,725円(株価)× 100株(購入株数)= 975,400円
ソニーグループの株式を買いたい場合、約100万円の資金がないと購入できません。
株式投資では、10万円以下で購入可能な銘柄もあれば、100万円近くの資金が必要になる銘柄も
💡 自身の投資資金と相談し、購入可能な銘柄なのかをチェック!
【注意点】
株式の購入には取引手数料が別途かかります
4. 株式投資における手数料
📌 株式を購入する際には、取引手数料がかかる
👉 証券会社によって手数料体系は異なる
手数料を含めた売買金額に掛かる計算式
買い注文
購入した価格 × 購入した枚数 + 手数料
売り注文
売却した価格 × 購入した枚数 - 手数料
株の売買手数料は数十円~数百円などと証券会社で大きく異なる場合もある
💡 基本的に、店舗型証券よりもネット証券の方が手数料は安い
👉 取引コストを抑えたい人にとってはネット証券が有利かも
5. いくらあれば、どれくらいの銘柄が買えるの?
東京証券取引所で、最低購入額が「10万円未満」「10万円以上~30万円未満」「30万円以上~50万円未満」の銘柄を紹介!
最低購入額 | 銘柄数 | 企業の例 |
---|---|---|
10万円未満 | 1,594銘柄 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、ゆうちょ銀行(7182)、日産自動車(7201)、旭化成(3407)、楽天グループ(4755)、清水建設(1803)、シャープ(6753) |
10万円以上~ 30万円未満 |
1,632銘柄 | トヨタ自動車(7203)、ソフトバンク(9434)、東京海上ホールディングス(8766)、NTTデータ(9613)、三井不動産(8801)、オリックス(8591)、クボタ(6326) |
30万円以上~ 50万円未満 |
367銘柄 | 日本電信電話(9432)、KDDI(9433)、第一三共(4568)、リクルート(6098)、伊藤忠商事(8001)、中外製薬(4519)、キヤノン(7751) |
- 10万円未満で約1,500銘柄もの企業の株を買える
- 10万円未満で誰もが知る企業の株主に
6. 1株(単元未満)から買えるサービスもある
📌 1株や10株など、単元未満株が取引できるサービスも
→auカブコム証券の「プチ株」は1株から売買可能
💡 プチ株の活用方法
- プレミアム積立®(プチ株)で毎月プチ株の積み立て
- Pontaポイントを使っての購入も可能
👉 ワンコインで購入できる銘柄もあり、株式投資初心者でも少額から取引を始めやすい
株式はいくらから買えるのか、コストは?についてまとめ
- 10万円~20万円の資金があれば有名企業の株主になることも可能
- 「プチ株」などの単元未満株を取引可能なサービスで数千円から購入も