なべ底不況
- 読みなべぞこふきょう
- 分類経済
意味
なべ底不況とは、神武景気の後の1957年(昭和32年)から1958年(昭和33年)にかけて起こった不況のことをいいます。当初はなべの底のように景気が停滞したままであり、不況が長期化するのではないかと予想されたため、なべ底不況と呼ばれました。しかし、不況の原因は在庫急増の反動という短期的な要因であったため、1958年から3回にわたる公定歩合の引き下げによって不況を乗りきることができました。
なべ底不況とは、神武景気の後の1957年(昭和32年)から1958年(昭和33年)にかけて起こった不況のことをいいます。当初はなべの底のように景気が停滞したままであり、不況が長期化するのではないかと予想されたため、なべ底不況と呼ばれました。しかし、不況の原因は在庫急増の反動という短期的な要因であったため、1958年から3回にわたる公定歩合の引き下げによって不況を乗りきることができました。