赤字国債発行法案
- 読みあかじこくさいはっこうほうあん
- 分類金融
意味
国の歳入不足を補う赤字国債を発行するための法案です。赤字国債には建設国債と赤字国債の2種類があります。建設国債は財政法に基づき、道路やダムなど社会資本整備の財源調達を目的に発行しますが、赤字国債は建設国債を発行しても歳入不足が見込まれる場合、使途を定めずに発行できる国債です。赤字国債は財政法の特例として発行するため、会計年度ごとに「公債発行の特例に関する法案」と呼ばれる赤字国債発行法案を国会に提出する必要があります。予算は憲法で衆院の優越が認められておりますが、赤字国債発行法案は一般法案として成立させなければなりません。 2009年度以降は30兆円台の巨額発行が続いています。