ギブアップ制度
- 読みぎぶあっぷせいど
- 分類先物オプション
意味
ギブアップ制度とは、顧客が、注文を委託した取引参加者と異なる取引参加者との間で決済関連業務(先物取引の決済時における差金,オプション取引代金及び証拠金等の授受)を行う制度です。ギブアップ制度を活用することで、A証券の建玉をB証券で返済を行うことが可能です。複数の証券会社に発注する投資者にとっては、清算・決済を一つの証券会社にまとめることで事務負担や証拠金所要額等を軽減できるメリットがあります。逆に、一つの証券会社を通じて成立した取引の清算・決済を、取引目的等に応じて複数の証券会社に分散化することも可能です。