実効税率
- 読みじっこうぜいりつ
- 英文Effective tax rate
- 分類税金
意味
法人所得に対して課税される税率である法人税、法人事業税、法人住民税の表面税率に基づく理論上の税負担率のことをいいます。
たとえば、普通法人の初年度の法人所得が一定以上あった場合、事業税が発生します。その事業税は翌事業年度の損金となりますので、翌事業年度の法人所得はその分だけ少なくなります。これにより翌事業年度の税額が、前事業年度の事業税に対する税率分だけ少なくなります。このことを考慮して算出した税率を実効税率といいます。