不動産銘柄に注目？/美しいチャートで選ぶ株

皆さまこんにちは。陽和ななみです。
新年度になりましたね。新しい制服やスーツに身を包んだ新入生や新社会人の方を見かける度になんだか背筋が伸びます。

日経平均は2月につけた高値を未だ更新していませんが（4月19日執筆時点）NYダウやS&P500、ヨーロッパ市場は連日高値を更新し強い動きを見せていますね！

最近私が注目しているのは不動産です。
不動産投資信託のREIT(リート)は昨年12月から大きく上がっています。

そこで今回は不動産に関連する銘柄から見ていきたいと思います！
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不動産に関連する銘柄

ロードスターキャピタル(3482)

2020年1月～2021年4月
使用インジケーター：移動平均線大循環分析、200日移動平均線

不動産とITの融合、不動産投資クラウドファンディングの運営などを行なっている企業です。
現在チャートは右肩上がり。そして2020年初めの高値を明確に更新してきました。

2020年3月から9月のダブル底の形も良いですね！
安値が切り上がり、安値と安値の間の高値も勢い良く超えています。

大局を表す200日移動平均線も安定した右肩上がりになっており、綺麗なチャートですね。

ダイバージェンスが下降を先読み

ジーエス・ユアサ・コーポレーション(6674)

2020年11月～2021年4月
使用インジケーター：移動平均線大循環分析、大循環MACD

前回、右肩上がりで上昇する価格に対し山を切り下げている大循環MACDの相反する動き「ダイバージェンス」に注目していたこちらのチャート。

ダイバージェンスが示したサイン通り価格が天井を打ち下降に転換しました！
まだ下降相場の入り口で横ばいになっていますが、第4ステージに加え帯が抵抗として働き始めているので本格的な下降相場に移行するかもしれません。

ステージが変わるより早いタイミングで転換の兆しを掴めると嬉しいですね。

もみ合いが変化？面白いチャート

タカラバイオ(4974)

2020年5月～2021年4月
使用インジケーター：移動平均線大循環分析、200日移動平均線

大きく上昇したあとに2,700円～3,100円の値幅でもみ合っていた相場が今年に入って一度大きく上放れています。
もみ合い放れのチャートとしてこの連載にも取り上げたことがありましたね。

ですがその後、本格的な上昇トレンドの復活に必要な条件「過去の高値更新」が行われないまま価格が下がり始め、その結果もみ合いが継続しています。

現在は過去の値幅（緑ライン）でもみ合っているようにも、高値を切り下げ安値を切り上げる三角保合のようにも見えます。

昨年7月から約9ヶ月間続いているもみ合い相場がいつ本格的なトレンド相場に切り替わるのか、もみ合っている時間が長いほど動き出した時には大きく動くと言われているので楽しみです。

ダブルトップのチャート

オリエンタルランド(4661)

2020年8月～2021年4月
使用インジケーター：移動平均線大循環分析、200日移動平均線

株主優待で東京ディズニーランドまたはディズニーシーで利用できる1デーパスポートが貰える事で有名なオリエンタルランド。
18,500円あたりで2回抵抗を受けて、ダブルトップのような形ができています。

有名な天井打ちのサインです。

最後の条件である高値と高値の間の安値を切って来ました！その前にあった200日移動平均線も一気に割れているので下降の勢いが強いですね。

テーマパークは新型コロナの影響を大きく受けている業種のひとつです。ディズニーは多大な人気があるとはいえ入場人数に制限をかけているので厳しい状況は続きそうですね。

トレンドライン超えのチャート

SHIFT(3697)

2020年9月～2021年4月
使用インジケーター：移動平均線大循環分析、200日移動平均線

SHIFTはソフトウェアの品質をテストしたり補償したりする企業です。

昨年10月からの下降トレンドは窓を空けた下落から始まり、緩やかに200日移動平均線付近まで下がりましたが、途中の戻し幅も大きいのでちょっと難しい相場でしたね。
短い足でのトレードに向いていた相場と言えるかもしれません。

その下降トレンドが200日移動平均線で2回抵抗を受けたあと上昇しトレンドラインを更新してきました！
今回の下降では200日移動平均線を下回ることができていないので、200日移動平均線に支えられるようにして上昇トレンドが再燃するか、気になるチャートです！

抵抗を受けそうな価格がいくつもあるので、高値更新が順調に行われるかも重要なポイントになりそうですね。

チャートを選んでいて改めて「高値更新」「安値更新」「200日移動平均線の突破」は重要なサインであると感じます。
個人的にもすごく好きなチャートパターンです。

上昇から下降に、下降から上昇に転換していくときにも、高安のラインや200日移動平均線との距離によって仕掛けを見送ったり逆にそのラインまでとることを意識してみたり戦略を深めていきたいです。

移動平均線大循環分析について詳しく見る

陽和ななみ　Hiwa Nanami

女優／投資家　手塚宏二事務所所属

映画や舞台、CMに出演する傍らラジオNIKKEIではレギュラー番組を持ち、自身でも株や為替の取引を行うなど女優／投資家として活躍中。また、2019年には3級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を取得。
4時間足のスイングトレードや日足での中長期投資を得意とし、ブログでは日々のトレードの様子を更新中。

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