投資に興味はあるけれど「不安」で一歩踏み出せないときは
投資に興味はあるけれど、同時に投資への不安もあってなかなか最初の一歩を踏み出せない…誰でも投資を始める前はそう思っていたことがあるでしょう。
もし、今まさに投資への興味と不安があるのなら、まずなにを不安に感じているのか明確にし、不安の解消方法を探ってみましょう。
1つ目に考えられるのは、「手持ち資金以上に、大きく損をするのではないか?」という不安でしょう。投資はリターンもあるがリスクもある、というのが前提になりますが、このリスクに意識が行き過ぎてしまうのはもったいないです。
投資商品の中でもリスクが高く、手持ち資金以上に損失が出るもの(信用取引など)もありますが、そうではない投資商品を選べばよいのです。手持ち資金の範囲内で行う現物株式や投資信託のような投資商品では、買付時の資金がゼロになる可能性はあっても、手持ち資金以上に損をすることはありません。
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2つ目は、「今の資金力では投資を始められないのではないか」という不安です。
現物株式への投資の場合、1単元(=100株)買付しようとすると、1株1万円の株は最低100万円(100株×1万円)の資金が必要になります。そのため、投資は大きな資金がないとできないと感じるかもしれません。
しかし、1単元未満の株式を買付する方法もありますので、少額から投資をスタートすることも可能です。
auカブコム証券の場合はプチ株®という1株から買付できるサービスを扱っています。1単元100万円の株式であれば、1株である1万円から買付できます。
投資のイメージをつかむためにも、少額投資ができるプチ株®から始めてみるのもおすすめです。
3つ目は、「実際に取引を行うまでのイメージが持てない」ことによる不安です。
こちらの記事ではauカブコム証券における口座開設~ログイン~入金~実際の取引について順に画像付きで説明を加えていますので、取引までの流れをつかむ参考にしていただけるのではないでしょうか。
もちろん実際の投資においては、取引を行いながら少しずつ投資の勉強をしていく方が、体感的に理解できる部分が多いことでしょう。ですが、その前の、取引を行うまでの段階でイメージが持てない不安を感じているのであれば、あらかじめ投資を行う流れを把握しておくことで、不安を解消するのがおすすめです。
最後に、「仕事や家事で忙しいのに、投資の運用状況を気にする時間が持てるだろうか」という不安もあるでしょう。
買付した株式の定期的なニュース確認等は必要ですが、日々頻繁に運用状況をチェックしなくてもよいという考え方を持つことも必要です。現物株式投資の場合、株価の値動きが気になりすぎて必要以上にチェックしてしまうと、日常生活に障るほか、株価が少し増減しただけでつい不必要な売買まで行ってしまう可能性もあります。あらかじめ「ここまで下がってしまった場合は売る」とルールを決めておき、“売り注文”を設定しておくこともできるので、リスク回避の一つの方法としてご検討ください。
不安を感じやすいことは、むしろポジティブな見方もできる
不安を感じやすいということも、視点を変えれば投資ライフを支える大きな強みになり得ます。
慎重になりすぎて投資の機会を逃してしまうのはよくある話ですが、逆に不安な気持ちから景気の動向や、株式を買付した企業の情報を敏感にキャッチすることに繋がり、結果的に損失を回避できるかもしれません。また、その株式が予想以上に値下がりしているとき、根拠なく「きっと上がる」と放置することなく対策を立てられるかもしれません。
不安を感じるセンスというのは、リスクの予想を立てられるセンスにも繋がります。それは投資をするのにきわめて重要な要素となるでしょう。
「わからない不安」を乗り越えて、実際に投資を始めることで、リスクに向き合いながら投資と付き合うことを考えていただければと思います。