執筆者：auアセットマネジメント株式会社
「auAMレバレッジNASDAQ100為替ヘッジ無し」（以下「レバナスＨ無」）はauAMレバレッジNASDAQ100マザーファンドの 受益証券を高位に組み入れることにより、純資産総額の2倍程度のNASDAQ100指数 先物（米ドルベース）を買い建てるとともに、為替予約取引等により純資産総額程度の 米ドルを保有します。これにより、純資産の2倍程度のNASDAQ100指数（米ドルベース） のリターンと、純資産相当の米ドル保有に伴うリターンの獲得を目指して運用を行うファンドです。
◆SNSでの投資家の声をヒントにファンドを組成
当ファンド「レバナスＨ無」は弊社「東出 卓朗 | auアセットマネジメント㈱ 公式」X（旧Twitter）アカウントに寄せられた「資金効率を重視し、レバレッジ型ファンドへ投資を行い、円ベースのリターンではなく、ドルベースのリターンを享受したい」という声をヒントに組成しました。
◆ ファンドの仕組み
「レバナスＨ無」は、ファミリーファンド方式で運用を行います。 ファミリーファンド方式とは、投資者のみなさまからお預かりした資金をまとめてベビーファンド「レバナスＨ無」とし、 その資金を主としてマザーファンドの受益証券に投資して、実質的な運用をマザーファンドで行う仕組みです。
「レバナスＨ無」のマザーファンドについてですが、既存ファンドであります「auAM レバレッジNASDAQ100」（以下 「au レバナス」）と同じものとなります。マザーファンドでは円の証拠金を差し入れて先物で運用しています。米国上場 ETF 購入時のように、投資する際に米ドルを取得する必要はありません。 米ドルを保有しておりませんので、運用リターンにも為替の影響はほとんどありません。 この、ほとんどと言いましたのは、先物運用損益については米ドルが発生するためです。
例えば先物が 1％上昇した場合、マザーファンドは 1％×レバレッジ 2 倍＝2％上昇しますが、この際 に運用損益分として 2％分の米ドルが発生します。
「au レバナス」（マザーファンド組み入れ）の「為替ヘッジあり」というのは、この運用損益により発生した 2％分の米ドル円リスクをヘッジするという意味です。このようにすることで為替リスクを取らず、先物2倍リターンだけを享受しています。 「レバナスＨ無」につきましては、マザーファンドを 100%組み入れることで先物 2 倍リターンを享受しつつ、ファンド内で米ドル円の為替予約を用いて純資産の米ドル円の1倍ロング※（米ドル買い円売り、この部分を「為替ヘッジなし」 と表現しております）を構築することで、ご要望の多かった米ドルを買って先物2倍リターンを得るべく米国上場 ETF 購入するのと近い経済効果になるファンドと致しました。 ※米ドル円の１倍ロングにより日米の短期金利差も享受します。
マザーファンドでの"為替ヘッジコスト"につきましては（上記の例ですと 2％分に関するドル売り円 買いについてですが）新ファンドでは増えた後の 102％に対してドル買い円売りを行いますので、相殺される格好になります。
◆ 魅力あふれるパフォーマンス
以下は2つの値動きを比較したチャートになります。
※2019年6月末を100として指数化 期間：2019年6月末～2024年6月末
（出所）主要各所のデータに基づきauアセットマネジメント作成
※株価指数先物等によるシミュレーションを示したものであり、ファンドの運用実績を示すものではありません。また、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。
① NASDAQ100先物2倍：日々の基準価額の値動きが NASDAQ100先物指数（米ドル ベース）の値動きの２倍
② ①+米ドルリスク：①に米ドル円の1倍の値動きと米国短期金利1倍分を加えた値動き
観測期間にも依ると考えられますが「② ①+米ドルリスク」の過去5年間のパフォーマンスは約7.4倍となっており、「① NASDAQ100先物2倍」を大きく上回る試算となりました。
今後も成長が見込まれる革新的なテクノロジー企業へ投資しつつ、米ドルのリスク・リターンを享受したい方は、「レバナスＨ無」をポートフォリオの一部に組み入れてみてはいかがでしょうか。
※当ファンドの「リスク・⼿数料等」につきましては、こちらをご確認ください。
◆ ご留意事項
■当記事のお取り扱いにおけるご注意
・当記事は、auアセットマネジメント株式会社が作成した寄稿記事であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。ファンドの取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書（交付目論見書）の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
・投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
・当記事は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
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・分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。
・当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定（いわゆるクーリングオフ）の適用はありません。
・ファンド名称の auAM は、auアセットマネジメントの略称です。
■NASDAQ100指数について
NASDAQ100指数は、米国のナスダック市場に上場している時価総額の大きい非金融業 100 社の株式 で構成される株価指数です（対象銘柄には、米国以外の企業の株式を含みます。）。指数の計算方法 は、調整済時価総額加重平均方式です。定期的な採用銘柄の入替えは毎年12月に行われますが、それ 以外に、臨時に入替えが行われることがあります。NASDAQ100指数は、1985 年 1 月 31 日以降継続 して算出され、現在の指数値は算出開始時の値を125として計算されています。なお、NASDAQ100 指数は、ナスダック市場の全銘柄で構成されるNASDAQ総合指数(NASDAQ Composite Index)とは 異なる指数です。
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