こんな時だからこそ?30万円以下で買える高配当銘柄を紹介 こんな時だからこそ?30万円以下で買える高配当銘柄を紹介

こんな時だからこそ?30万円以下で買える高配当銘柄を紹介

4月に入り株式相場は3月と比較すると若干落ち着きを取り戻しつつあります。この記事を執筆している4/3の日経平均株価の終値は1.47円高、日中値幅は412.65と3/5以来、約1ヶ月ぶりの小ささとなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大は足元でも続いており、まだまだ油断は禁物です。場合によっては今後2番底、あるいは大底を探る動きになることは十分考えられそうです。
一方で日経平均株価は1/17の高値24,115.95円からは大きく下落しており、そろそろ株式を物色してみようとお考えになる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は銘柄を選ぶ切り口としてauカブコム証券の銘柄スクリーニングツール『カブナビ』を使い30万円以下で買える高配当銘柄をピックアップしてみました。
銘柄は以下の条件でスクリーニングしました。

カブナビの画面

① 投資金額が30万円以下
② 時価総額1,000億円以上
  景気の変動や相場の揺れに弱い可能性のある時価総額の小さい銘柄を除くため
③ 売上高変化率3年前年度比0%~20%
④ 経常利益変化率3年前年度比0%~30%
  売上や経常利益が大きく変動している銘柄は景気後退期には大きく減益(もしくは赤字)になる可能性も考えられるため
⑤ 流動比率200%~
  手元資金がしっかり確保できている企業を選ぶため
  今期の減配は免れないかもしれないが、比較的無配になる等のリスクを少なくするため
⑥ 配当利回り3~10%
  高配当の銘柄を抽出するため。また、極端な高配当株を除くため
⑦ 配当利回り変化率3年前年度比(実)0~50%
  配当のブレが大きい銘柄を除外するため

上記条件で抽出された8銘柄を配当利回りが高い順にランキングにしました。
結果は以下のようになりました。

カブナビの画像

2020/4/3現在

1位 積水ハウス (1928)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)

最低投資金額:167,250円
予想配当利回り:4.74%    (2020/4/3現在)

住宅で国内首位のメーカーです。時価総額も大きく、業績の比較的ブレが小さいです。配当利回りも4.74%と高いのですが、消費増税の影響や新型コロナウイルス感染拡大が業績に影響を与える可能性はあります。株価も年初来で大きく下落しています。

積水ハウスのチャート

日足2019/10/04~2020/4/03を表示

2位 フジ・メディア・ホールディングス (4676)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)

最低投資金額:99,400円
予想配当利回り:4.35%    (2020/4/3現在)

フジサンケイグループです。フジテレビなどのメディアやコンテンツ事業を抱えています。視聴率は低迷しており経営の多角を進めています。新型コロナウイルスがメディアにも影響を与える可能性があるものの、ここ数年の業績のブレは小さかったと言えそうです。

フジ・メディア・ホールディングスのチャート

日足2019/10/04~2020/4/03を表示

3位 ブラザー工業 (6448)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)

最低投資金額:157.300円
予想配当利回り:3.80%    (2020/4/3現在)

プリンタなどの複合機が主力の電気メーカーです。産業向け機器は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中国向け含め減少が予想されます。やはり減配のリスクはあるものの、過去は比較的安定した業績の推移でした。

ブラザー工業のチャート

日足2019/10/04~2020/4/03を表示

4位 アマノ (6436)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)

最低投資金額:217,200円
予想配当利回り:3.65%    (2020/4/3現在)

就業時間管理システムの国内最大手です。また駐車場管理システムも手がけています。駐車場関連機器の販売は減速しているものの、働き方改革の追い風もあり、就業管理システムは好調を維持していました。

アマノのチャート

日足2019/10/04~2020/4/03を表示

5位 リンテック (7966)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)

最低投資金額:216,500円
予想配当利回り:3.60%    (2020/4/3現在)

粘着素材の製造大手です。用途は幅広く、積層セラミックコンデンサーや半導体等のハイテク製品にも利用されています。欧米や中国で向上の稼動を絞っている現状を考えるとやはり業績に悪影響が出そうではあります。

リンテックのチャート

日足2019/10/04~2020/4/03を表示

今回は銘柄を選定する切り口として、『カブナビ』とスクリーニングの機能について紹介しました。
株式市場はまだまだ予断を許さない状況が続いています。現状で株式の買い付けを検討される方は、あくまで打診買いにとどめていただくのが良いのではないかとカブヨム編集部では考えております。『二度に買うべし、二度に売るべし』という相場格言を念頭においた投資を心がけていただければ幸いです。

カブヨム編集部

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