コロナ禍で動いた銘柄、テーマは?騰落ランキングで検証 コロナ禍で動いた銘柄、テーマは?騰落ランキングで検証

コロナ禍で動いた銘柄、テーマは?騰落ランキングで検証

5/25緊急事態解除宣言

政府は5月25日、対策本部を開き緊急事態宣言の解除を決定しました。前の週の日経平均株価はその後上昇し、5月29日(金)の終値は21,877.89円となっています。前の週の5月22日(金)と比較すると1,489円高と7.3%の大幅上昇でした。株式市場は概ね現状を好感しているといえるでしょう。営業停止していた店舗も一部は営業を再開し、街にも人気が戻ってきました。
まだ日々の感染者がゼロになったわけでは無く、第2波の懸念もある中で楽観はできない状況ですが、このタイミングで一度、今回のコロナ禍の株式相場を振り返り、確認したいと考えています。

新型コロナウイルスを巡る主な出来事と日経平均株価

新型コロナウイルスを巡る主な出来事と日経平均株価

2020年の日経平均株価を5月29日まで振り返ると、年初来高値と安値の高低差は7,530.7円(終値ベース)でした。値幅を考えると2008年のリーマンショック時と同等の下落だったことが分かります。特に欧米でも感染拡大が加速した2月中旬以降は下落のスピードもとても速いものでした。
株価は五輪延期や緊急事態宣言の発令前の3月19日に一旦の底を付けています。この頃は世界的にも日々の感染者の伸びも大きかった時期ですので、株価は一足先に最悪期を抜けたことが分かります。
その後、5月29日終値21,877.89円までに、実に5,325.06円(32.2%)の大幅上昇となりました。
では、これだけ大きな変動になったコロナ禍相場でどのような銘柄やテーマが買われ、あるいは売られたのでしょうか?騰落率から検証したいと思います。

コロナ禍相場騰落ランキングを発表!

個別銘柄を見ていくと、昨年来高値を大きく上回って推移するものもあれば、現在も年初来安値近辺で推移するものもあります。これらの銘柄を検証・確認することで、ウイズコロナ、アフターコロナの投資戦略を考えることができるのではないでしょうか。
今回は以下の方法でランキングを選定しています。
・5月29日終値時価総額が1,000憶円以上
・3ヶ月前月末(2月28日)終値比騰落率をランキング化
注)時価総額の小さい銘柄は騰落率が大きくなりやすい傾向がる為除外
  厳密にいつからがコロナ禍相場といえない為3ヶ月前月末(2月28日)終値と比較

さらに、その銘柄がauカブコム証券のテーマ株アプリ、PICK UP!株テーマでどのようなテーマ株として関連度「強」で表示されているか紹介ご紹介します。

それでは結果を見ていきましょう。

上昇率ランキング

順位 銘柄
(コード)
上昇率 時価総額
(億円)
関連テーマ
1位 アンジェス
(4563)
444.84% 2,600.1 新型コロナウイルス薬
遺伝子治療
核酸医薬
ワクチン療法
2位 メドレー
(4480)
138.1% 1,099.6 オンライン診療
3位 弁護士ドットコム
(6027)
120.4% 1,922.5 リーガルテック
不動産テック
専門サイト
4位 GMOペイメントゲートウェイ
(3769)
83.2% 9,012.7 フィンテック
電子マネー
仮想通貨
無人店舗
5位 レーザーテック
(6920)
79.7% 8,344.3 半導体
6位 JMDC
(4483)
71.1% 1,966.3 なし
7位 丸和運輸機関
(9090)
69.1% 1,899.6 なし
8位 デジタルアーツ
(2326)
68.1% 1,214.0 情報セキュリティ
サイバーセキュリティ
インターネットフィルタリング
セキュリティソフト
9位 SGホールディングス
(9143)
65.2% 11,254.9 宅配便
10位 MonotaRO
(3064)
63.1% 9,811.9 インターネット通信販売

2020/2/28~2020/5/29を比較
時価総額は2020/5/29終値時点
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下落率ランキング

順位 銘柄
(コード)
下落率 時価総額
(億円)
関連テーマ
1位 前田道路
(1883)
-37.1% 1,791.2 道路
復興関連
公共投資関連
2位 東洋製罐グループHD
(5901)
-33.8% 2,324.8 製缶
ペットボトル
01銘柄
3位 コニカミノルタ
(4902)
-31.9% 2,005.6 有機EL照明
欧州関連
ユーロ高メリット
複合機
電子機器
など
4位 IHI
(7013)
-31.7% 2,396.0 インフラ輸出
コージェネレーション
攻めのIT経営銘柄br> 潮力発電
ワイヤレス充電
など
5位 ユニバーサルエンターテインメント
(6425)
-27.7% 1,692.1 カジノ関連
人工知能
6位 丸紅
(8002)
-27.0% 9,094.6 商社
ミャンマー関連
サハリン1
特定規模電気事業者
シェールオイル
など
7位 あおぞら銀行
(8304)
-25.9% 2,368.2 銀行
8位 関西みらいFG
(7321)
-23.2% 1,454.2 なし
9位 イオンFS
(8570)
-22.6% 2,620.2 銀行事業・業務
クレジットカード
ノンバンク
マイナス金利
10位 三菱ロジスネクスト
(7105)
-22.3% 1,117.6 なし

2020/2/28~2020/5/29を比較
時価総額は2020/5/29終値時点
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注)当資料は投資の参考となる情報提供を目的としており、特定の銘柄等の勧誘、売買の推奨、相場動向等の保証等をおこなうものではありません。また将来の株価または価値を保証するものではありません。投資の最終決定はご自身のご判断と責任で行ってください。

いかがでしょうか?
上昇率ランキングには、ウイズコロナ、アフターコロナに需要が増えそうな銘柄、テーマが並んだように思います。また、下落率ランキングでは、今後厳しくなる可能性のある業種が並んでいるのではないかと思います。
それぞれ見比べていただき、今後の銘柄選定や投資戦略を考える上での一助にしていただければ幸いです。


カブヨム編集部

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