3月は多数の日本企業が決算を迎えます。そのため、優待権利確定月の銘柄が非常に多い月となっています。そこで今月は通常のランキングではなく、①金券、QUOカード編、②選べるギフト系編、③自社サービス優待編と3回に分けてランキングをお届けいたします。
第一回の今回は人気の高い、金券、QUOカード編です。様々な企業が導入しやすく、株主にとっても非常に使い勝手が良いので人気の優待ジャンルとなっています。
ランキングの条件は以下になります。
上場全銘柄のうち3月が優待権利確定月の銘柄
その中から、優待内容として金券、QUOカード等を進呈している企業をピックアップ
上記の中から2019年2月26日から2019年3月権利付最終日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化
なお、上記の条件では本来日産自動車(7201)が1位だったのですが、ギフトカードがもらえる条件が新車の購入であるため除外いたします。
では、早速5位からランキングを見ていきましょう。
5位 立花エレテック(8159)
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三菱電機系電子商社で、三菱電機のFAシステムやルネサスエレクトロニクスの半導体デバイスの販売が主力になります。
中国向けが落ち込み、営業利益は横ばい予想。厳しい環境続いていますが、配当利回りも比較的高く、割安感も感じます。半導体やFA関連は継続的な成長が期待できますので業績が回復するタイミングでは株価の上昇も期待できるかもしれません。
優待は100株以上の保有でQUOカード2,000円分のとなっています。
4位 タチエス(7239)
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※画像はイメージ
独立系の自動車シート大手です。本田や日産向けが主力で、世界展開しています。
こちらも中国の減速が響き、売上は横ばいですが大幅な減益予想となっています。
優待は100株以上の保有で1,000円分のクオカードがもらえる他、3年以上の継続保有では割り増しがあります。
3位 河西工業(7256)
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※画像はイメージ
自動車内装部品メーカーです。ドア内装部品が主力で日産向けが6割強を締めています。
国内、米国、中国で苦戦しておりこちらも今期業績予想は減益となっております。
優待は100株以上保有で1,000円分QUOカードがもらえます。また、継続保有の追加進呈も、1年の継続保有でもらえます。
2位 みずほリース(8425)
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みずほFG系リース大手です。製造業向けの設備機器リース等に強みを持っています。
こちらは業績も好調です。今期業績予想では最高益を更新する見込みになっています。
株価は昨年上昇していますが、今後の業績次第では期待が持てそうですね。
優待内容は図書カードです。100株以上の保有で3,000円分がもらえる他、継続保有の増額進呈もあります。
1位 リコーリース(8566)
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リコー系OA・情報通信機器リースです。複写機などが主力で中小企業向け提案力に定評があります。
消費増税前の駆け込み需要等もあり、今期最高益予想となっています。
優待内容は100株以上保有で3,000円分のQUOカードがもらえる他、継続保有期間に応じて増額進呈もあります。堅調な業績と人気の優待内容で1位にランクインしました。
いかがでしたでしょうか。
QUOカード等の金券は非常に使い勝手が良いので、魅力的ですが、企業ごとの特徴は出しづらいですね。
次回以降で②選べるギフト系編、③自社サービス優待編もご紹介いたしますので、併せてご覧下さい。
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2019年2月26日から2019年3月権利付最終日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
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銘柄によっては、株式の継続保有年数（株主名簿に連続して記載されること）が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
上場全銘柄のうち3月が優待権利確定月の銘柄
その中から、優待内容として金券、QUOカード等を進呈している企業をピックアップ
上記の中から2019年2月26日から2019年3月権利付最終日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
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権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。
