新NISAで優待銘柄を長期保有 新NISAで優待銘柄を長期保有

新NISAで優待銘柄を長期保有

新NISA成長投資枠 個別株の選び方

新NISAでは投資信託の積み立てだけでなく、成長投資枠を活用した個別株による資産形成もできます。投資で得た利益が無期限で非課税になったことで、期限を気にせず個別株を長期で保有することができるようになりました。
ただ、個別株への投資に興味があっても、どのように銘柄を選んだらよいか迷うこともあるでしょう。
企業の成長性、収益性、社会への貢献度など様々な観点から選ぶ目利きが必要ですが、株主優待の観点から探してみると、意外と身近で親しめる企業がみつかるかもしれません。

株主優待とは、株主還元のひとつとして配当金とは別に、企業がモノやサービスを株主に贈る制度で上場企業の約4割が導入しています。自社製品や定番の食品、サービス券、優待券からカタログギフトのように自由に選べる優待などバリエーションは豊富です。

優待の内容は、株式の保有株式数や保有年数などにより特典を設けているケースもあります。
保有年数による特典は、通常の株主優待に加えて、優待品(サービス)が充実されるため、長く株式を保有するだけでお得になることがあります。
企業にとっては、株式をすぐに売却してしまう株主より、長く保有してくれる株主のほうが大切な存在なのです。

優待と値上がり益 長期投資でお得に 

成長投資枠を活用して、長期保有でお得な優待を受け取りながら、長期的な値上がりも追求してみてはいかがでしょう。
100株以上の株式保有の株主を対象とし、継続保有の特典付き優待が受けられる銘柄を選定してみました。

アダストリア(2685)〈小売業〉 アダストリア(2685)〈小売業〉
「グローバルワーク」「ローリーズファーム」「ニコアンド」等の20代女性に人気のカジュアル衣料専門店チェーンや、自社ネット通販「ドットエスティ」を運営。アロハテーブルなどを運営する外食ゼットンを傘下に持ち、M&Aにも積極的で海外での出店にも力を注ぎ、『もっと楽しい場』の創出を目指す。連続最高純益。

ロート製薬(4527)<医薬品> ロート製薬(4527)<医薬品>
「新・Vロート」など目薬で世界首位。胃薬「パンシロン」のほか、「メンソレータム」、「オバジ」、「肌研」などのスキンケアを収益の柱に展開する。漢方薬や男性用基礎化粧品「オキシー」などの事業も拡大している。アジアをはじめ、東欧、ロシアに続きアフリカ、南米にも積極的に進出中。連続最高純益。連続増配の期待がある。

コーセー(4922)〈化学〉 コーセー(4922)〈化学〉
化粧品大手。百貨店からコンビニまで広く展開。高級化粧品のアルビオン、デコルテ、アディクション、雪肌精など数多くのブランドを展開。iPS細胞を用いたパーソナライズ美容商品に向け、「わたしだけ」の美容商品を目指した実証実験が話題になっている。

ホンダ(7267)〈輸送用機器〉 ホンダ(7267)〈輸送用機器〉
4輪世界7位で北米を収益源とし、2輪は世界シェア3割強の世界首位。2040年までに世界で売る新車をすべて電動車か燃料電池自動車にする目標を設定。人型ロボットや小型ジェットまで展開する。連続増益。

ヤマハ発動機(7272)〈輸送用機器〉 ヤマハ発動機(7272)〈輸送用機器〉
2輪で世界大手。楽器のヤマハ発祥(1955年に楽器のヤマハから分離)。マリンを稼ぎ頭に産業ロボットも強化している。エンジン受託生産でトヨタ自動車と提携するほか、船外機や、スノーモビル、電子基板実装ロボットなど多様な事業を展開する。営業益高水準。増配。


<長期継続保有で株主優待がお得になる銘柄例>


長期継続保有で株主優待がお得になる銘柄例

※上の画像(図表)は筆者が作成

  1. ・優待権利確定月:株主優待の権利を取得する月。権利確定日の2営業日前(権利付最終売買日)の時点で、株式を保有していると優待や配当金を取得できます。
  2. ・適合性、有用性、正確性、完全性を保証するものではなく、あくまで考え方を参考にしていただくことを目的としたもので投資勧誘を意図するものではありません。
  3. ・四季報オンライン(2024年5月09日)より。

上記企業の多くは、海外での売上比率が高くグローバルに展開しています。高い世界シェアやイノベーションに挑戦している点から、長く保有して企業の成長を見守っていきたいですね。

執筆者:村松祐子

村松祐子


ファイナンシャルプランナー(CFP® 1級FP技能士)。金融・証券インストラクター。
1987年より、大手証券会社において外国株式の東京証券取引所上場に際し、販売促進に携わる。資料作成、および、顧客向け株式セミナー、社内勉強会の運営に従事。1990年より富裕層向け資産運用コンサルティングに従事したのち、 株式調査部に転籍、経済・株式の調査を経験、機関投資家向け週間マーケットレポートの作成に携わる。資産運用の相談、経済・市場調査の経験を踏まえ、それらを総括したサービスを提供するFPへ転身。現在、資産運用・株式投資の個人レクチャー、セミナーのほか、ライフ&マネープラン相談を実施している。一人ひとりに合った資産形成の提案には定評があり、自立した個人投資家の育成にも力を入れている。『FPコスモス』代表。

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