【投資初心者必見】20年以上の長期投資におすすめのiDeCo銘柄とは 【投資初心者必見】20年以上の長期投資におすすめのiDeCo銘柄とは

【投資初心者必見】20年以上の長期投資におすすめのiDeCo銘柄とは

iDeCoの銘柄を選ぶ基準とは?

iDeCo(個人型確定拠出年金)は掛金・運用益・給付の受け取り時において税制上の優遇措置が受けられる老後の資産形成におすすめの公的制度です。

iDeCoは取扱い金融機関によって選択できる商品が異なりますが、投資初心者は、以下の3つの点に注目して、銘柄を選ぶとよいでしょう。


  • 長期間(20年以上)の保有を前提とすること
  • 手数料が安いこと(信託報酬率1%以内)
  • 分散効果が高い銘柄を選ぶこと

まず長期間の保有を前提とするならば、信託期間ができるだけ長い銘柄(無期限のものなど)を選びましょう。投資期間が長ければ長いほど、収益が安定する傾向にあるからです。

また、手数料は低い方が投資効率がよいため、信託報酬率が低い銘柄が多いインデックス型が向いています。そしてリスクを抑えるために、投資対象がなるべく多くに分散されているものであることを意識します。

このような点を基準に、商品を選択していきましょう。基準を満たしている商品であるかを確認する際は、投資信託説明書(交付目論見書)で確認してください。

長期投資におすすめのiDeCo銘柄3選をご紹介

では、上記の3つの基準を満たしている銘柄には、どのようなものがあるでしょうか?

基準を満たしていると考えられる銘柄として、auカブコム証券のiDeCo取扱い商品の中から次の3銘柄をご紹介します。

<長期投資におすすめのiDeCo銘柄3選>


長期投資におすすめのiDeCo銘柄3選

※上の図表はauカブコム証券で作成

・つみたて日本株式(日経平均)
日経平均株価の値動きに連動する投資成果をめざす商品です。信託期間は無期限、信託報酬率は0.198%と手数料も比較的低めです。運用対象として、東京エレクトロンやファーストリテイリングなど、日本を代表する企業の株式へ分散投資が行われています。

・iTrust世界株式
マイクロソフトやアップルなど、世界を代表する優良企業の株式へ分散投資を行っている商品です。こちらの銘柄はアクティブ型に分類されていますが、信託報酬率は0.913%とアクティブ型の中では比較的低い手数料に抑えられています。また信託期間が無期限であることから、世界経済の成長に合わせた運用成果が期待できます。

・eMAXIS 新興国債券インデックス
新興国の債券市場の値動きに連動する投資成果をめざす商品で、ブラジル、中国、インドネシアなどの国債が投資対象の上位になっています。信託期間は無期限、信託報酬率は0.66%以内と新興国へ投資を行う銘柄の中では低い水準になっています。

新興国が投資対象となっているため、先進国への投資と比較するとカントリー・リスクは高くなりますが、総合的には株式よりは低リスクで資産を運用できる特徴があります。

これらはあくまで一例ですので、先述した3つの基準や選定の理由を参考としてご自身でも銘柄を選んでみてください。「株式だけに投資するのは不安だ」という人は、国債へ投資している銘柄を組み合わせてもいいかもしれません。

また、自分に合った商品がないか他にも見てみたいという人は、自分の価値観に合った運用スタイルから商品を選ぶ方法もあります。auカブコム証券では、iDeCoの対象商品を、5つのカテゴリにわけており、「投資対象を選択して比率を決めたい」「若いうちはリスク資産に投資し、老後は安定運用を目指したい」などといった目的から商品を選ぶことも可能です。

投資は運用状況によって価格が変動するため、必ず利益が生じるということではありません。しかし「長期」「積立」「分散」を意識すれば、比較的リターンが安定するとされています。iDeCoを始める際は毎月貯蓄している金額のうち25%程度を目安として、月々の拠出を始めてみてはいかがでしょうか。

三浦 雅也

三浦 雅也


大学卒業後、難しい用語を使わずに分かりやすくお金の知識を伝えたいと考え、独立系のFP事務所、保険会社での勤務を経てファイナンシャル・プランナー/ライターとして独立。現在は税金や保険、クレジットカードを中心とした記事の執筆活動を行っている。

<保有資格>
CFP®

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