キーボードの良し悪しは作業効率に大きく影響する!
書類や資料の作成、メールやチャットなどの文字入力が多い作業では、文字のタイピングのしやすさ、キーボードの操作性などの良いものを選びましょう。会社のパソコンとは違い、自宅のノートパソコンではキーピッチやストロークが高速入力に向いていないものもあります。今後、テレワークをしばらく続ける場合は、入力の操作性が業務の生産性に大きく関わってきます。ミスタッチや誤入力が増えるとストレスも溜まるでしょう。自分の好みの打鍵感のキーボードを外付けで使うのも一つの方法です。
数字入力が多いならテンキーは必須!
大きなディスプレイのノートパソコンならキーボードはテンキー付きのものもあります。しかし、持ち運びに適したサイズのノートパソコンはテンキーがないものがほとんど。数字入力が多い場合は、片手での正確なタイピングが求められます。フルサイズの外付けキーボードを選ぶか、独立したテンキーをつなぐと良いでしょう。作業効率も疲労度も大きく違います。
マウスの操作性も作業効率に大きく影響する
マウスもさまざまな大きさや機能性のあるものがありますが、手になじむ形と重量感は好みが分かれるものです。違和感のあるマウスは手首に負担がかかるため、値段に関係なく使いやすいものがおすすめです。良いマウスに出会えたときは、こんなにも違うものかと驚くことでしょう。もっと早く買えば良かったと実感するもののひとつです。
Web会議やボイスチャットにはヘッドセットが便利
近年はノートパソコン内臓のWebカメラでWeb会議を行うことが増えました。テレワークでも専用のアプリをインストールすれば一対一ではなく簡単に大勢とのWeb会議が可能です。ただし、ノートパソコンに内蔵のスピーカーやマイクの性能によっては、ボリュームを最大にしても声が聞き取りにくかったり、マイクが正しく反応しなかったりすることがあります。はっきりと大きな声で喋っているつもりが、相手に伝わりにくいこともあるものです。
また、周囲の音を拾ってしまうこともあり、あまり使い勝手が良くないと感じる人もいるでしょう。ヘッドセットがあれば、変にノートパソコンの内蔵マイクに口を近づけたり大声で喋らなくても、画面に向かって正しい姿勢でやり取りができます。特に、周囲が騒がしくて音声が聞きづらかったり、子どもが寝ていてあまり大きな声で喋れなかったりするときでも、ヘッドセットは便利です。
USB端子は足りている?足りないときはUSBハブで簡単増設
外付けキーボードや無線マウスでは、USBに常時接続して使用することになります。USBフラッシュメモリなども使用する場合、ノートパソコンのUSB端子だけでは足りなくなってしまうことがあるでしょう。そのようなときに便利なのがUSBハブと呼ばれる外付けの機器です。USBポートが4口のものから10口を超えるものまでさまざまなタイプがあります。パソコンとさまざまな周辺機器を接続したいなら、USBポートだけでなく、USB Type-CやSDカード、HDMI端子を揃えているドッキングステーションが便利です。
テレワークで使用する機器はなるべく使い勝手の良いものを選ぼう!
パソコンを使う作業がほとんどのテレワークなら、仕事に使う機器も納得のいくものを使いたいものです。仕事のためですから、多少の出費は覚悟して作業環境を整える準備をするに越したことはありません。少しの工夫で飛躍的に作業環境が向上するなら、作業効率や生産性アップのためにも、また疲労軽減のためにも、自分に合ったものを選びたいものです。そうすることでテレワークのモチベーションの維持にもつながるでしょう。