【成行・指値・逆指値】絶対覚えたい株の注文方法とは 【成行・指値・逆指値】絶対覚えたい株の注文方法とは

【成行・指値・逆指値】絶対覚えたい株の注文方法とは

どっちを選ぶ?成行注文と指値注文の使い分けを解説

株式を売買するときの注文方法で、まず基本になるのは成行注文と指値注文です。

成行注文は、売値や買値を指定せず、いくらでもいいのでその時点での株価で「買いたい」「売りたい」という場合に使います。例えば、下表のような状況の場合、買いたい場合には1,252円で、売りたい場合には1,251円で成立する可能性が高いと言えます。

指値注文は、売買する場合に「1,250円で100株買ってほしい」というように、株価を指定して注文を出す方法です。下表の場合には、その株価まで下がれば買えますが、株価が上昇すると注文が成立しない可能性が高くなります。指値注文は、一定の金額よりも低くなったら買いたい、高くなったら売りたいという場合に利用します。

<成行注文と指値注文>

成行注文と指値注文

例えば、「株価が下がる材料が出てきたので、早めに売ってしまいたい」というように「株価を問わず売買することを優先」する場合には成行注文がよいでしょう。ただし、成行注文の場合には、想定外に高い金額、低い金額で注文が成立してしまうリスクもあります。

「●●円以下なら買いたい」など「株価を優先」したい場合には、指値注文が向いています。成行注文と指値注文はこのように使い分けましょう。

応用編!逆指値注文を上手に使うには

逆指値は損失拡大を防ぐ目的として、売り注文時に利用することが効果的です。

例えば、現在保有している銘柄の株価が1,030円の場合、「990円まで値下がりしたら売り」と設定することで、“塩漬け”を回避して、効率的な運用が可能になります。

忙しくて、毎日は相場をチェックすることができない、という場合でもあらかじめ金額を決めて逆指値を設定することで、自動的に売損切することができます。

逆指値は、他にも様々な活用方法があります。

こんな時に使える!逆指値の活用法

タイムリーに相場をウォッチすることができない場合でも、相場状況や自分の目的によって注文方法を使い分けることで、希望通りの取引を行うことも可能になるでしょう。
auカブコム証券では、今回ご紹介したこの3つの注文方法以外にも、たくさんの便利な注文方法をご用意しています。
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高田晶子

執筆者:高田晶子


大学卒業後、信託銀行に就職、人事部配属。宅地建物取引主任者の資格を取得し、念願叶い不動産部で働くも、お客様と銀行のハザマで苦悩する。「この人、この不動産買っても大丈夫だろうか」と思っても言えなかった罪悪感がその後私をFPへ導いてくれたのかも。信託銀行退職後、イベント会社、不動産コンサルティング会社を経て、1996年、ファイナンシャルプランナーとして独立。2010年まで女性3人で活動、年間300件の相談業務を行う。2010年より金融デザイン株式会社(旧株式会社マネーライフナビ)の取締役。長年、個人のお客様の声を直接聞いてきたからこそ作れるコンテンツ作成を主に、失敗しないためのお金の知恵を学ぶ「お金の知恵アカデミー」を展開中。

<資格>
● 1級ファイナンシャルプラニング技能士
● 宅地建物取引士

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