アンケートの声から見えた！金と株式インデックスを併せ持つ魅力とは？

執筆者：三菱ＵＦＪアセットマネジメント
【重要な注意事項】は こちら

株式だけの運用に不安を感じていませんか？
2025年6月に実施した、金投資に関する投資家へのアンケートから見えてきたのは、投資家の多くは「金」を組み合わせるポートフォリオの強みにまだ気づいていないこと。
インフレや地政学リスクが高まる今、分散投資の魅力を経験者のリアルな声とデータで解説します。

【金投資に関するアンケート調査について】
■対象年代 ： 20代から60代までの男女
■調査地域 ： 全国
■調査方法 ： インターネットリサーチ
■調査時期 ： 2025年6月

目次
1 金はもう高値？！金に投資しない理由をチェック
2 株式と金を併せ持つとどうなる？
3 NISAで金投資！知っておきたい非課税制度の活用術
4 株式×金をポートフォリオの選択肢に！

1　金はもう高値？！金に投資しない理由をチェック

Q　なぜ金に投資をしないのですか？

（調査対象：金非保有者　回答者数=6,943名）

（出所）金投資に関するアンケート調査（2025年6月）を基に三菱ＵＦＪアセットマネジメント作成

今から金に投資するのは遅い？
「金価格が高くなりすぎている」と感じる方は少なくありません。実際、金を保有していない方へのアンケートの結果では、約20％の回答者が金の価格が高くなりすぎていると感じると回答しました。

しかし、金は短期的な値上がりだけを狙う資産ではなく、中長期の分散投資先として注目される資産の一つです。特に、世界情勢の不安定化やインフレの進行が続く中、金の需要は今後も堅調に推移する可能性が考えられます。

2025年6月に公表された、各国の中央銀行を対象に行われたアンケート調査
また、世界の中央銀行は金の価値を再評価し、保有量を増やす動きを見せています。中央銀行の外貨準備において金が占める割合は国によって異なりますが、近年はその比率を高める動きも見られます。経済や為替の不安定さに備える手段として、金は価値保存手段としての役割も果たしています。先進国・新興国を含む43％が「今後1年以内に金準備を増やす予定」と回答しました。

Q　今後12か月間で、貴機関の金準備はどのように変化すると予想しますか？

（出所）World Gold Council「Central Bank Gold Reserves Survey June 2025」のデータを基に三菱ＵＦＪアセットマネジメント作成

2　株式と金を併せ持つとどうなる？

Q　金について、株式との連動性は高いと思いますか？

（調査対象：金保有・非保有者　回答者数=2,266名）

（出所）金投資に関するアンケート調査（2025年6月）を基に三菱ＵＦＪアセットマネジメント作成

連動性が高いとは、値動きが似ている、つまり一方が動くと一方も同じ方向に動きやすいという関係です。

一般的に、金は株式・債券等の値動きとの相関が低い、つまり他の資産と値動きが異なるという傾向があるため、分散投資効果が期待されます。

アンケートの結果をみると、金と株式の連動性についての認識にはばらつきがあり、それぞれの値動きを正しく理解していない方も少なくないようです。こうした誤解を解くためにも、金と他の資産との値動きの違いを以下のデータで確認してみましょう。

金や株式、債券の各資産間の相関係数

（期間）2015年10月末～2025年10月末

（出所）Bloombergのデータを基に三菱ＵＦＪアセットマネジメント作成
※各資産の月次騰落率の相関係数です。
※上記は指数を使用しています。指数については「当ページで使用した指数について」をご覧ください。
※国内株式を除く指数は米ドルベースのデータを使用しており、三菱ＵＦＪアセットマネジメントが円換算しています。
※金はスポット価格（米ドルベース）を使用し、三菱ＵＦＪアセットマネジメントが円換算しています。
※計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

3　NISAで金投資！知っておきたい非課税制度の活用術

金への投資は、投資信託やETFを通じて行うこともでき、その場合、NISA制度の「成長投資枠」を利用することも可能です（※）。

Q　金への投資、NISA制度を利用している？

（調査対象：現在「金」に投資している方　回答者数=1,030名）

（出所）金投資に関するアンケート調査（2025年6月）を基に三菱ＵＦＪアセットマネジメント作成

実際のアンケート結果を見ると、金に投資している方の中でも、NISA制度を活用していない人はまだまだいることがわかります。
せっかくの非課税制度を活用しないのは、もったいない！金投資では、こうした制度を活用することで、より効率的な資産運用が期待されます。

＼こんなファンドもあります！／

NISAの成長投資枠でも投資可能な「三菱ＵＦＪ 純金ファンド〈愛称：ファインゴールド〉」（以下、当ファンド）があります。効率的な資産運用のイメージをつかむために、当ファンドで積立投資した場合のシミュレーションを見てみましょう。

当ファンドの積立投資シミュレーション

（期間）2015年10月末～2025年10月末、月次

※上記はシミュレーションであり、実際の運用とは異なります。したがって、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。また、税金および手数料等を考慮していません。
※上記は毎月末1万円を10年間つみたて投資（最終月末を除く）したと仮定して試算しており、表示桁未満の数値がある場合、四捨五入しています。
※積立投資は運用状況によっては投資元本を割り込むケースもあります。
※積立投資は将来の収益を保証したり、相場下落時における損失を回避するものではありません。
※計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。
※当ファンドは、基準価額（１万口あたり）を使用しており、運用管理費用（信託報酬）控除後の値です。信託報酬率は、後記の「ファンドのリスクと費用」に記載しています。
※なお、掲載期間においては、分配金をお支払いしていません。
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。

＼もっと詳しく知りたい方はこちら／

名古屋から全国各地に放送しているお昼の人気情報番組「ゴゴスマ」の収録スタジオで、SKE48の鎌田菜月さんと三菱ＵＦＪアセットマネジメントの社員が、金の投資信託についてトークした特別コンテンツです。 “実物資産”の魅力を徹底解説しています！

4　株式×金をポートフォリオの選択肢に！

金は過去において、リスクとリターンが比較的高い水準にある傾向がありました。
そこで、全世界株式を50％、金を50％組み合わせたポートフォリオのシミュレーションを見てみましょう。こちらのシミュレーションでは、株式と金を組み合わせることで、金のみへの投資と比べ、分散効果により長期的な安定性が期待されます。
なお、こちらでは過去のデータを使用しており、今後同様の結果となることを保証するものではありません。

指数と金を組み合わせた場合のリスク/リターンの変化

（期間）2005年10月末～2025年10月末、月次

（出所）Bloombergのデータを基に三菱ＵＦＪアセットマネジメント作成
※全世界株式は指数（MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス（配当込み、米ドルベース））を使用しており、三菱UFJアセットマネジメントが円換算しています。金はスポット価格（米ドルベース）を使用し、三菱UFJアセットマネジメントが円換算しています。指数については「当ページで使用した指数について」をご覧ください。
※リスクとは、リターン（収益）のブレ（変動）の大きさのことです。リスクは月次騰落率の標準偏差を年率換算したものです。リターンは月次騰落率の平均を年率換算したものです。表示桁未満は四捨五入しています。
※計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。また、併せ持ちの割合が異なる場合も結果は異なります。
※上記はシミュレーションであり、実際の運用とは異なります。したがって、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

参考：全世界株式といえば！
ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 全世界株式（オール・カントリー）は、低コストで世界中の株式に分散投資できるインデックスファンドです。
リスク分散をしながら資産運用をご検討の方は、金との併せ持ちを選択肢に入れていただくのはいかがでしょうか。

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