執筆者:カブヨム編集部
3月は多数の日本企業が決算を迎えます。
そのため、優待権利確定月の銘柄が非常に多い月となっています。
今年の3月に株主優待の権利を確定する銘柄は、当社の優待検索サービスによると781銘柄でした。
そこで、3月の人気銘柄ランキング(買い越し人数ランキング)の中から、2回に分けてランキングをご紹介いたします。第2回目の本記事では、ギフト券、家電に関する銘柄をピックアップしてご紹介いたします。
第1回目の記事はこちら→3月の人気株主優待ランキング~食品編~
ランキングの条件は以下になります。
- 東証プライム上場銘柄のうち3月が優待権利確定月の銘柄のうち優待内容がギフト券、家電をピックアップ
- 上記銘柄を2023年2月27日から2023年3月29日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング
結果は以下のようになりました。
順位 | コード | 銘柄名 | 株価 | 最低購入金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 2730 | エディオン | 1,539 | 153,900 |
2 | 8084 | RYODEN | 2,593 | 259,300 |
3 | 9831 | ヤマダホールディングス | 430 | 43,000 |
4 | 1976 | 明星工業 | 1,235 | 123,500 |
5 | 4246 | ダイキョーニシカワ | 758 | 75,800 |
6 | 5440 | 共英製鋼 | 2,425 | 242,500 |
7 | 7337 | ひろぎんホールディングス | 1,051.5 | 105,150 |
8 | 8697 | 日本取引所グループ | 4,069 | 406,900 |
9 | 4733 | オービックビジネスコンサルタント | 7,102 | 710,200 |
10 | 9041 | 近鉄グループホールディングス | 4,573 | 457,300 |
上位5位を順番に紹介します。
5位 ダイキョーニシカワ(4246)
バンパーやバックドアなどの自動車樹脂部品製造を行っている会社です。
日本や北中米の顧客生産台数が追い風になっており、前期より営業増益幅が拡大しています。
優待内容はQUOカードです。
3年以上の継続保有で優待内容が変化するので中長期保有向けかもしれません。
4位 明星工業(1976)
熱絶縁体工事に強い建設工事会社です。構造物補強など環境関連も手掛けています。
海外においても液化天然ガス(LNG)の断熱技術なども提供しています。
優待内容はJCBギフトカードです。継続保有、または保有株数に応じて優待内容も変化します。
優待に代えて社会貢献活動団体への寄付も選択可能です。
3位 ヤマダホールディングス(9831)
傘下に家電量販店首位のヤマダデンキを抱える会社です。
家電量販店のイメージが強い会社かもしれませんが、M&Aにより住建分野も上位に位置しており、その他にも金融、環境分野にも裾野を広げています。
優待内容は店舗にて使える割引券です。家電量販店を利用することが多い方には魅力ある優待かもしれません。
2位 RYODEN(8084)
三菱電機系の商社で最大手の会社です。
FA、ビルの昇降機・空調から半導体まで、商社の枠を超え幅広い分野を手掛けています。
優待内容はQUOカードです。
3年以上継続保有すると優待内容が割り増しされる内容になっています。
1位 エディオン(2730)
中部地域と西日本地域が地盤の家電量販店上位に位置する会社です。
2012年に社名を全て「エディオン」に統一し、2019年には540億円の巨額な費用を投じて9階建ての本店ビルを駅前一等地に開業しました。
優待内容は自社グループ店舗で利用可能な自社ギフトカードです。
保有株数に応じて優待内容の割り増しがあり、1年以上継続保有すると優待内容が割り増しされます。
いかがでしょうか。
その他にも魅力的な優待の権利確定が多数の3月。ぜひお気に入りの優待銘柄を見つけてみてください。
カブヨム編集部
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2023年2月27日から2023年3月29日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
- 東証プライム上場銘柄のうち3月が優待権利確定月の銘柄のうち優待内容がギフト券、家電をピックアップ
- 上記銘柄を2023年2月27日から2023年3月29日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング
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権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。