執筆者:カブヨム編集部
今月もカブヨムでは9月の株主優待権利確定銘柄の昨年の買い越し人数ランキングを紹介いたします。
9月は3月期本決算企業が中間決算を迎えるため、配当や株主優待の権利確定月である銘柄が多い月となります。
QUICKのデータによると2022年9月に優待権利確定を予定している銘柄は414社以上となっております。
優待内容もバラエティーに富んでおり、優待投資家にとっては楽しみな月といえるのではないでしょうか。
それでは早速ランキングを見ていきましょう。
9月の株主優待ランキングを発表
ランキングの条件は以下になります。
- 上場全銘柄のうち9月が優待権利確定月の銘柄を抽出
- 上記銘柄を2021年8月30日から2021年9月28日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化
結果は以下のようになりました。
上位5位を順番に紹介します。
1位 ヤマダホールディングス (9831)
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家電量販店最大手になります。
優待内容はお買物優待券です。
100株の保有で500円券が2枚もらえます。
合計1,000円(税込)以上の現金による買物につき1枚ずつ利用できます。
2位 トリドールホールディングス (3397)
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セルフ式うどんチェーン「丸亀製麺」でおなじみの外食チェーンです。
優待内容は100株保有で100円分の優待券を30枚もらえ、株数に応じて優待券が増加します。
また、継続保有の枚数追加条件も付与されています。
3位 日本郵船 (9101)
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国内首位の海運大手になります。
近年では高配当銘柄としても注目されています。
コロナ禍以降業績が急回復しており、株価も大きく上昇しました。
優待内容はクルーズ船の割引となり、万人に人気のある内容でないことから、昨年9月に買いが集まったのは業績期待や配当期待からだと推測されます。
4位 ジャパンマテリアル (6055)
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半導体・液晶工場向けの特殊ガス供給装置と特殊ガス販売・サービスが主体の企業です。
優待内容は人気の高いクオカードです。
業績の好調もあり、昨年9月に買いが集まったようです。
いかがでしょうか?
今回のランキングでは日本郵船や商船三井などの、優待ランキングでは珍しい海運株が顔を出していたのが特徴的でした。
投資の一助にしていただけますと幸いです。
カブヨム編集部
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2021年8月30日から2021年9月28日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
上場全銘柄のうち9月が優待権利確定月の銘柄を抽出
上記銘柄を2021年8月30日から2021年9月28日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い銘柄をランキング化
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
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権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。