執筆者:カブヨム編集部
今回カブヨムでは2022年3月株主優待権利確定銘柄の昨年の買い越し人数ランキングを紹介いたします。
3月は年間を通してもっとも株主優待権利確定銘柄多く、盛り上がる月となります。
今年の3月に株主優待の権利を確定する銘柄はQUICKデータによると813銘柄でした。
早速昨年の買い越し人数ランキングを確認見ていきましょう。
3月の株主優待ランキングを発表
ランキングの条件は以下になります。
- 全上場銘柄のうち3月が優待権利確定月の銘柄を抽出
- 上記銘柄を2021年2月25日から2021年3月29日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング化
結果は以下のようになりました。
上位5位を順番に紹介します。
5位 KDDI (9433)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
傘下にauブランドを抱える通信大手です。
非通信分野や金融分野にも注力しています。
サブブランドのUQやpovoなど廉価プランへ顧客の移行の影響はあるものの、非通信分野の拡大が補っています。
優待内容はカタログギフトです。
株数と保有年数に応じて3,000円相当分、5,000円相当分、10,000円分相当の優待品が選べます。
またこちらはそれぞれ全国都道府県の特産品から優待品が選べるのでお好みの優待が見つかるかもしれません。
ハードルは上がりますが1,000株以上5年以上保有となると10,000円相当分の優待品になるのでリッチな品物を選ぶことができそうですね。
4位 アトム (7412)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
コロワイド (7616)傘下の外食チェーンです。
ステーキ、回転ずし、居酒屋中心などのブランドを展開します。
一部ブランドの既存店売り上げは上向いていますが、引き続きコロナ禍の影響が長引いています。
優待内容は株主優待カードで、株数に応じて1ポイント1円相当で利用可能なポイント付与されます。
お近くに店舗がある方などは利用しやすい優待かもしれません。
3位 日本航空 (9201)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
国際線、国内線ともに国内2位の空運大手です。
引き続きコロナ禍の影響が根強く連続赤字となっております。
優待内容は国内線航空券の割引やツアーの割引となります。
2位 オリックス (8591)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
リースをはじめ、保険、不動産など多角的に展開する総合金融企業になります。
優待人気が高いことでも知られています。
3月の権利確定時には人気のカタログギフトがもらえます。
1位 ANAホールディングス (9202)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
国内線、国際線ともに首位の空運大手です。
傘下にLCCのピーチを抱えています。
貨物便に関しては需要が強く、単価も上昇していますがコロナ禍の影響長引き、旅客便が国内線、国際線ともに低調で、赤字継続です。
優待内容は運賃の割引や自社サービス割引など、充実しています。
いかがでしょうか。
ANAやJALの空運大手、オリックやKDDIなどのギフト系優待などは優待ランキングの定番銘柄となっております。
その他にも魅力的な優待の権利確定が多数の3月。ぜひお気に入りの優待銘柄を見つけてみてください。
カブヨム編集部
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2021年2月25日から2021年3月29日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
全上場銘柄のうち3月が優待権利確定月の銘柄を抽出
上記銘柄を2021年2月25日から2021年3月29日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング化
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
各銘柄情報の内容につきましては、変更される場合もございます。情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。
権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。