執筆者 カブヨム編集部
今回カブヨムでは2022年2月株主優待権利確定銘柄の昨年の買い越し人数ランキングを紹介いたします。
今年の2月に株主優待の権利を確定する銘柄はQUICKデータによると144銘柄でした。
小売系の決算が比較的多いイメージのある2月ですが、中でも今回際立ったのがイオン系企業の人気の高さでした。
早速昨年の買い越し人数ランキングを確認見ていきましょう。
2月の株主優待ランキングを発表
ランキングの条件は以下になります。
- ・全上場銘柄のうち2月が優待権利確定月の銘柄を抽出
- ・上記銘柄を2021年1月28日から2021年2月24日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング化
結果は以下のようになりました。
上位5位を順番に紹介します。
5位 イオンディライト (9787)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
商業・オフィスビル等の施設管理で売上首位の企業となります。
内訳をみるとイオングループ依存6割となっており、イオン系商業施設の清掃や管理がメインとなっております。
優待内容はイオンギフトカードとなっており、100株の保有で2,000円相当が利用できます。
4位 吉野家ホールディングス (9861)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
国内2位の老舗牛丼チェーンです。
吉野家の他、「はなまるうどん」なども展開しています。
2021年2月期はコロナ禍の影響から通期純損益は赤字でしたが2022年2月期には黒字転換する見込みとなっております。
優待内容は吉野家のメニューで利用できる食事券です。
牛丼の吉野家のほか、「はなまるうどん」などでも優待を利用できます。
3位 ウエルシアホールディングス (3141)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
ドラッグストアチェーン最大手となります。
また、イオンの子会社でもあり、こちらもイオン系企業といえます。
優待内容は100株の保有で3000円相当の優待券やTポイント、カタログギフト、お米などから選べます。
株数に応じてもらえる優待もグレードアップします。
2位 イオンモール (8905)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
イオンのショッピングセンターや商業施設OPAを開発・運営を行うイオン系中核企業の一つです。
優待内容は100株の保有で3,000円相当のイオンギフトカードまたはカタログギフトとなります。
1位 イオン (8267)
(銘柄情報をご覧になるにはログインが必要です)
イオンを運営する国内流通大手2強の1角です。
株主優待の中でも、特に人気のある銘柄「イオン」。
その理由は、毎日の生活に欠かせないスーパーでの買い物がお得になる「オーナーズカード」がもらえるからです。
このカードは持株数に応じて半年ごとに、買物金額の合計から3%~7%キャッシュバックされるというものです。
毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」の5%割引の特典に重ねて使用することができます。
また、長期保有の場合は自社ギフトカードがもらえるというのも魅力の一つかもしれません。
いかがでしょうか。
今回は上位5銘柄の内4銘柄がイオン系の企業となり、イオンの人気の高さを垣間見ることになりました。
本文では紹介できなかった銘柄にも魅力的な優待内容のものもありますので、ぜひ以下のボタンよりチェックしてみてください。
カブヨム編集部
※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2021年1月28日から2021年2月24日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
全上場銘柄のうち2月が優待権利確定月の銘柄を抽出
上記銘柄を2021年1月28日から2021年2月24日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング化
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
各銘柄情報の内容につきましては、変更される場合もございます。情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。
権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。