リート(REIT)とは
不動産投資というと、マンション投資やアパート経営などを思い浮かべるのではないでしょうか?
賃料収入や売却益を得ることを目的に行う投資ですが、株式投資などの証券投資に比べて大きな資金が必要になります。空室リスクなど不動産投資特有のリスクもありますが、うまく運用できれば安定的な収益を得られる可能性があるのが不動産投資の魅力のひとつでしょう。
そんな不動産投資に少額から参加できる仕組みがあります。それをリート(REIT)といいます。REITとはReal Estate Investment Trustの略称で「不動産投資信託」のことです。
リートの仕組みを使えば都心のオフィスビルや商業施設への投資を少額ですることができます。魅力的じゃないですか?
リートファンドを使えば少額&グローバル!
少額の資金を集めてその資金を運用のプロがオフィスビルや商業施設などの不動産に投資し、投資家に収益を分配する仕組みが不動産投資信託です。
日本国内の不動産に投資するリートのことをJ-REIT(Jリート)といい、東京証券取引所に上場しているので、証券会社を通じて1口十数万円で買うことができます。
例えば森ヒルズリート投資法人 (3234)は六本木ヒルズ森タワー、虎ノ門ヒルズ森タワーなど11物件を(2022年1月31日現在)を、イオンリート投資法人 (3292)は全国のイオンモールやイオンレイクタウンなど47物件(2022年1月31日現在)を運用しています。
<リートファンドの仕組み>
さらに、これらリートに投資する「リートファンド」と投資信託があります。リートファンドは証券会社だけでなく銀行でも買うことができ、国内だけでなく海外のリートへ投資するリートファンドもあり、金融機関によっては1,000円から投資ができるので、少額かつグローバルな不動産投資を味わうことができます。