執筆者 カブヨム編集部
今回カブヨムでは9月株主優待権利確定銘柄の昨年の買い越し人数ランキングを紹介いたします。
今年の9月に株主優待の権利を確定する銘柄はQUICKデータによると419銘柄と、3月に続いて2番目の多さになっています。
様々なジャンルの銘柄が該当していますので今回ランクインした銘柄に限らず、株主優待を楽しめる月といえるかもしれません。
それでは早速ランキングを見ていきましょう。
9月の株主優待ランキングを発表
ランキングの条件は以下になります。
- ・全上場銘柄のうち9月が優待権利確定月の銘柄を抽出
- ・上記銘柄を2020年8月28日から2020年9月28日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング化
結果は以下のようになりました。
上位5位を順番に紹介します。
5位 日本管財 (9728)
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ビル、マンション、商業施設などあらゆる建物清掃、警備を中心にした総合管理会社になります。
優待内容は人気のカタログギフトです。
100株の保有で2,000円相当のギフトが選べます。
4位 日本航空 (9201)
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国際線、国内線ともに国内2位の空運大手です。
国内線が一部復調も、国際線の低調が続いており、コロナ禍の影響が根強いです。
優待内容は国内線航空券の割引やツアーの割引となります。
例年人気の優待ではありますが、コロナ禍で利用の機会は減っているかもしれません。
3位 オリックス (8591)
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リースをはじめ、保険、不動産など多角的に展開する総合金融企業になります。
優待人気が高いことでも知られています。
人気のカタログギフトがもらえるのは3月の権利確定時のみですが、9月の権利確定ではグループサービスの割引等が受けられる株主優待カードがもらえるようです。
詳細はオリックス企業ページよりご確認ください。
2位 日産自動車 (7201)
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ルノー、三菱自動車と3社連合を組む自動車大手になります。
今期はコロナ禍からの回復が期待されますが、半導体不足等が生産に影響を与えることも懸念されています。
優待内容は新車購入時の特典となるため、利用のハードルは高いです。
また、昨年来無配を継続しています。
買い越しランキングにランクインしたのは、何か別の要因があったのかもしれません。
1位 ヤマダホールディングス (9831)
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家電量販店最大手になります。
巣ごもり需要からか家電の販売が引き続き好調を維持しています。
優待内容はお買物優待券です。
100株の保有で500円券が2枚もらえます。
合計1,000円(税込)以上の現金による買物につき1枚ずつ利用できます。
いかがでしょうか?
今回のランキングでは、コロナ禍継続の中では利用し難い株主優待もありましたが、総じて人気の銘柄が名を連ねています。
また、ご紹介できていない6位以下の銘柄にも楽しみな株主優待銘柄もありそうです。
ぜひご自身に合う優待銘柄を見つけてみてください。
カブヨム編集部
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※この記事は個別株式を推奨するものではなく、2020年8月28日から2020年9月28日にかけての買い越し人数上位銘柄のランキングになります。
銘柄によっては、株式の継続保有年数(株主名簿に連続して記載されること)が株主優待を取得する条件となっている場合があります。条件につきましては、必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
【ランキングの条件】
全上場銘柄のうち9月が優待権利確定月の銘柄を抽出
上記銘柄を2020年8月28日から2020年9月28日にかけて、当社での現物買い越し人数が多い順にランキング化
優待内容は各企業の判断により変更・中止となる場合がございます。お取引に際しましては必ず当該企業のホームページ等で内容をご確認ください。
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権利落日の株価は、理論上、前日終値から配当予想の相当額が下がります。ただし、株価は需給やその他要因でも日々値動きしていますので、理論どおり株価が変化するとは限りません。