早速ですが、HFTって知っていますか?
「High Frepuency Trading」の頭文字を取ってHFT!システム等を使い超高速・高頻度で金融取引をすることです。
今回は元HFT業者で実際に超高速取引をしていた人に、どのような銘柄で、PTS信用取引で価格改善効果(東証よりも有利な価格で約定)を期待できる取引ができるのか、オススメな選び方を聞いてみました。投資の一助になりましたら幸いです!
PTS信用取引(以下、PTS信用)で価格改善効果が期待できる銘柄をオススメする前に、PTS信用について少しだけご説明します。
それでは、PTS信用でオススメする銘柄の選び方をご紹介します。
東証の呼び値が1円の銘柄!
呼び値が1円の銘柄は、PTS市場では1円以下の呼び値で取引されている場合があります!
東証では100円、101円と刻まれている場合でも、PTS市場では100.5円の板があるかもしれません。
その場合、東証よりも0.5円おトクに取引ができます。
ちなみに、TOPIX100に採用されている銘柄は呼び値が0.1円や0.5円なので、価格改善効果が薄いです。
株価が低い銘柄!
500円以下の銘柄の場合、東証とPTS市場で価格の差が開きやすいそうです。
実際に、当社で現物株式をSORで発注し、東証より優位に約定した銘柄の価格改善効果(平均)は約30BP※1でした!(BP(ベーシスポイント):1%の100分の1=0.01%のことです。)
100万円の取引で約3,000円の価格改善された、ということになります。
また、信用取引では回転売買が可能です。(少ない資金で効率的に取引ができます。)
取引の回数が増えることで、より価格改善効果が見えやすくなります!
100万円の取引を10回すれば約3万円、100回で約30万円・・・・
<価格改善効果(平均)が高い銘柄※2>
- ※1 集計期間:2020/1/1~5/12。当社で現物株式をSORを利用し発注し、PTS市場で約定した銘柄で、価格改善効果があったものの平均値
- ※2 集計期間:2020/1/1~5/12。当社で現物株式をSORを利用し発注し、PTS市場で約定した銘柄で、価格改善効果の平均が高い順に上位5銘柄を抽出。
流動性が高い銘柄!
出来高が多く、流動性の高い銘柄も価格改善効果が期待できます。
たくさん取引をされているほうがPTS市場でも約定しやすいです。
※必ずしも有利な価格で約定を保証するものではございません。有利な価格があったとしても、価格のみならず、例えば、コスト、スピード、執行の確実性、取引時間帯等さまざまな要素を総合的に勘案して執行致します。
それでは、株価が500円以下の銘柄で、売買代金が高い順に上位20銘柄(TOPIX100に採用されている銘柄は除く)でスクリーニングしました。PTS信用を利用してお取引してみてください!
株価が500円以下の銘柄で、売買代金が高い順に上位20銘柄
(TOPIX100に採用されている銘柄は除く)
※銘柄情報は2020/5/12時点。
なお、東証で約定することが不利益ということではありません!