理由1.飲み放題でも利益が出る
1人あたりの平均的なお酒の消費量は2~3杯ですが、この量なら通常で注文するよりも、飲み放題の価格のほうが高く設定されている場合が多いです。飲み放題を選択して元を取ろうと普段よりたくさん飲んだ場合でも、だいたい4~5杯でおさまる人が多いので、仕入れ値を差し引いても店側に利益が出るようになっています。
飲み放題は時間制限がある場合も多く、2時間というのが一般的で、長くても3時間に設定している店がほとんどです。どんなにお酒をたくさん飲む人であっても、決められた時間内で飲める量は限られています。もちろん、たくさん飲めば飲むほど店側の利益は少なくなっていきますが、それでもマイナスになることはほぼありません。
理由2.客の満足度が高いのでリピーターにつながる
仮に2,000円の飲み放題だった場合、通常の単品メニューで1杯500円のビールを4杯飲めば、元が取れることになります。客側から見ると5杯以上注文すれば得をしている感覚になり、満足度も高まります。それでも店側には利益が出ているので、店側にとっても客側にとってもメリットのあるシステムです。また、初めて来店する人であっても、飲み放題でさまざまなメニューを試すことができるので、気に入ったメニューを見つけてもらえれば、リピートしてくれる可能性があります。
「飲食代を節約できた」「得をした」「美味しいお酒をいっぱい飲めた」と満足して帰ってもらうことで、常連客を増やせる効果が期待できます。
理由3. 会社の飲み会に使ってもらいやすい
飲み放題があると、会社などの飲み会に使ってもらいやすいため、店側にとって大きなメリットだといえます。飲み会の幹事としても、飲み放題であれば予算を決めやすいので、安心して予約することができます。
飲み放題なら飲んだ量に関わらず一律のため、参加者から料金の回収もしやすく、幹事が会計の際に、客側にメリットがあることによって忘年会や新年会シーズンの予約につなげることができるため、店の利益へと直結します。また、忘年会・新年会のシーズンは飲食店にとって書き入れ時であるため、どの店も集客に力を入れています。そのため、普段から常連客を確保しておく必要があり、飲み放題をその手段のひとつとして取り入れている店が多いです。
飲み放題はお店にとってリスクよりもメリットが多い!
飲み放題を導入する場合には客層や周囲のライバル店の傾向なども考えて、価格設定や対象のドリンクなどに気を付ければ十分利益を出すことが可能です。ただ利益が出せるだけでなく、飲み放題によって客の満足度を高めることで、リピーターの獲得につながるなど店側にもメリットが多くあります。会社の飲み会など団体客の獲得につなげることができれば、さらに店にとっての利益は大きくなります。
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