無料で口座を利用できる時代は終わり?銀行の口座維持手数料とは 無料で口座を利用できる時代は終わり?銀行の口座維持手数料とは

無料で口座を利用できる時代は終わり?銀行の口座維持手数料とは

口座維持手数料とは?

貯蓄用や子供の教育用など、複数の銀行口座を持っている人も多いものです。
銀行口座を持つ人にとって、気になるものに「口座維持手数料」というものがあります。
しかし、この口座維持手数料とはどのようなものなのか、理解できている人は多くありません。
お金は大切なものだからこそ、きちんと理解を深めておく必要があります。

口座維持手数料とは、簡単にいうと「銀行側が口座利用者に対して徴収を行う手数料」のことです。
日本ではあまり馴染みのない口座維持手数料ですが、海外では一般的な制度として知られています。
今後は日本国内でも口座維持手数料を支払う時代が到来する可能性があるといわれているのです。

メガバンク三行の動向

メガバンク三行の動向

メガバンク三行である三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の口座維持手数料の導入について、動向を確認していきましょう。
三菱UFJ銀行では、導入を検討すると伝わっています。
一部報道によると、対象は導入後の「新規口座開設分」のみとなりそうです。
年間でおおむね1,200円程度を予定しており、「2年間取引のない口座」が対象になりそうとのことです。

三井住友銀行は導入予定が未定となっています。
しかし、2019年1月より特定の口座は取引を停止するとしています。
該当となるのは「5年以内に取引がない」なおかつ「残高が1,000円未満」の口座です。

みずほ銀行では、2019年8~10月にかけて窓口・ATMの振込手数料を引き上げています。
今後もサービスに関する手数料の見直しとともに、導入の検討を行う可能性もあるかもしれません。

必ずしも全員が払うわけではない?

なかには、口座維持手数料を「支払いたくない」と考える人もいるでしょう。
口座維持手数料は必ず、全員が支払わなければならないのでしょうか。
実際には、すべての人が必ず手数料負担を負うとは言い切れません。
手数料を免除するための方法も考えられています。

現状では詳細は不明ですが、「預金残高に一定のお金を入れておく」ことや、「未利用口座を集約」することで、口座維持手数料を支払わずに済む可能性もあります。

また、口座維持手数料の導入予定がない金融機関も少なくないため、こうしたところに「口座を変える」という手段もあります。口座維持手数料の支払いを避けたい人はどのような対策をとるべきか、しっかりと考えておきましょう。

お金の管理を見直しましょう

口座維持手数料の導入は各金融機関によって状況が異なるため、きちんと理解を深めておくことが肝心です。
これを機にお金の管理方法を見直してみてはいかがでしょうか。

ご注意事項

最短10分で申込み完了!
無料口座開設はこちら

ページの先頭へ戻る