申請方法は郵送申請とオンライン申請の2種類
4月30日に補正予算案が成立し、新型コロナウイルス経済対策である1人一律10万円の特別定額給付金の支給が決定しました。各市区町村により申請受付開始時期が異なりますが、私が住む都内某区では5月1日からオンライン申請の受付を開始。さっそくスマートフォンで申請してみたので、申請方法をレポします!
申請方法は、各市区町村から送られてくる書類に記入して返送する郵送申請と、PCやスマートフォンからアップロードして行うオンライン申請の2通りがあり、ほとんどの自治体では後者のオンライン申請の方が先に開始されるものと思われます。また、郵送申請では書類のやりとりに時間がかかる他、書類に不備がある度に何度もやり直しする必要があり、そのたびに給付金を受け取れる時期がどんどん延びてしまいます。コロナ禍勤務なのに急激に忙しくなるであろう市区町村の職員の皆さんの手間を考えても、出来ればオンライン申請で手続きを済ませるのが推奨であると言えます。
※オンライン申請は有効期限切れでない署名用電子証明書が格納されたマイナンバーカードを持っている方のみ可能です。マイナンバーカードを作成しておらず、紙製の通知カードしか持ってない人の手続き方法は書類申請のみです。(マイナンバーカードは世帯主のみあればOK)
申請方法に関するよくある質問はこちら
特別給付金ポータルサイト
郵送で申請する
オンラインで申請する
オンライン申請だったらPCよりスマホからがオススメ!
オンライン申請で準備が必要なのは、マイナンバーカードと振込先金融機関の通帳やキャッシュカード。また、PCかスマホかで準備するものが異なります。
●PCで申請する場合
・世帯主のマイナンバーカード
・振込先金融機関の通帳やキャッシュカード
・マイナンバーカードに対応するICカードリーダライタ
※ICカードリーダライタがない場合は、対応するAndroidスマートフォン(対応機種はこちら)
●スマートフォンで申請する場合
・世帯主のマイナンバーカード
・振込先金融機関の通帳やキャッシュカード
・iPhone 7以降、もしくは対応するAndroidスマートフォン(対応機種はこちら)
※「マイナポータル」というアプリをダウンロードする必要あり
正直、ICカードリーダライタなんて今回の申請以外で利用するか疑問だし、金額はAmazonで確認すると数千円~数万円するものもあり、ちょっと高い。対応するAndroidスマートフォンがあればICカードリーダライタは必要ないようだけど、私はiphoneユーザなのでPCからの申請は選択肢から外れました。ということで、iPhone 7以降を利用している人には、スマホ申請がオススメ、ということになります。
スマホからの申請方法を教えます!
スマホからの申請は全部で8ステップまであります。少し長いですが、順に画面を確認していきましょう。
まず、マイナポータルへアクセスします。自分の市区町村を検索し、「特別定額給付金」にチェックを入れて検索しましょう。
STEP1:連絡先入力
メールアドレスか電話番号のいずれかを入力します。メールアドレスは確認欄に同じメールアドレスを入力してください。
STEP2:申請者情報入力
名前、生年月日、住所等を入力します。「必須」となっている項目は必ず入力します。姓と名の間にスペースを入れないとエラーになるので注意が必要です。
STEP3:申請情報入力
同一世帯の給付対象者(家族)全員の名前を記入します。この画面の下部にある「受取口座情報」に、振り込んで欲しい金融機関の情報を入力します。
STEP4:入力内容確認
入力内容の確認画面です。内容に問題なければ次へすすんでください。
STEP5:添付書類登録
キャッシュカードやインターネットバンキングの画面の写真などをスマホで撮ってアップロードします。
STEP6:書類確認
確認画面です。問題なければ次に進みます。
STEP7:電子署名付与
ここが少し難しい。左側の画像から順にいきます。「電子署名を付与する」をタップすると、黒い背景のアプリの画面に飛びます。ここで、マイナンバーカードを市区町村で作成した時にご自身で設定したパスワードを入力し「次へ」をタップ。次の画面で、下の一番右側の絵のように、マイナンバーカードの上にiphoneを乗せると、読み取り成功です!
STEP8:印刷・送信
必須ではありませんが、控えをダウンロード、または控えを自分のメールアドレスへ転送したい場合はこの画面から可能です。
いかがでしたでしょうか。早めに手続きをしておくとギリギリで慌てなくて良いので安心です。ぜひ、マイナンバーカードをお持ちの方はオンライン手続きに挑戦してくださいね。